武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

夏目漱石伝

2010年12月11日 | Weblog

昨日に続いて夏目漱石。日本の近代文学の巨峰だ。

どなたが描いたか不明なれど・・・・・中味はともかく当時のさしえとか本の装丁に目がいく。なんとなくホッとするデザインはケバケバ平成から出る明治大正への郷愁感か。「彼岸過ぎ前」など、色彩から心地良い。

ところで漱石先生は神田錦町に医院を開いている佐藤先生に肛門周囲炎の治療に行った。「この病気はいつ治るか」と問えば「さあ、彼岸過ぎまでかかりましょう」と佐藤先生は答えた。さっそく漱石先生はこれをいただいた・・・・とか。