武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

地球大脱出

2010年08月31日 | Weblog


もりだくさんになったのと気力が続かないので・・・・一応完成。

途中の方がスッキリしていいかもなーーーー。参考にした小松崎茂さんの活躍時代をめくると昭和30年半ばでは戦記もののさし絵が流行ったらしい。まだ戦争が終わって時間が経っておらず、画家たちは軍艦や戦闘機を描くことにはためらいがあったようだ。戦争中に書いた画家たちは戦争協力者として非難を浴びたから・・・・
小松崎茂はためらいもあったが描きだすと、心配をよそにその巧みなデッサン力は賞賛されたようだ。当時、ゲゲゲの水木茂さんも小松崎さんとこに出入りしていたと。このころ出た「冒険王」という雑誌社の社員に創価学会の池田大作さんがいたとか書いてあった。・・・まあ、とにかく残暑だ。

版画展審査日

2010年08月29日 | Weblog
佐久で版画の審査会があった。佐久と聞くとえらい遠方と思えてしまう。信州は広いのだ。佐久創造館という場所であった。
入館して気がついたが数年前、県の保育研究大会で来た所だった。その時は保育所運営の分科会の助言者を勝手に決められ・・・・緊張していたので周りをゆっくり眺める余裕もなかったな。

ま、緊張感は大切だ。最近特に薄れている・・・・なんとかなるさが先行している。帰りに近代美術館を同行の3人で見た。こっちの方が面白かった。平山郁夫さんの仏教伝来の絵から・・・最近の絵もあった。

前の日は句会に出席した。

草むらのコンサートあり夜の秋
プール待つ子らの短き影法師


が、下位で入った。短歌は

あとかたもなく母屋消えさら地にはポツンと残れり足踏みミシン
プール待つ麦わら帽子の子ども等に終戦記念のサイレン聞こゆ

がいいとこに入っていた。・・・まあいいか。

ノアの箱舟・未完

2010年08月28日 | Weblog

未完成なれど部分、部分はそろった。
昭和の後半時代のさし絵界の巨匠・小松崎茂さんの「地球大脱出・未来版ノアの箱舟」のさし絵を場面としていただいた。中央の橋から船体にのりこむ情景だ。紙なのでいかに省略するか・・・・だ。この絵は昭和43年作だ。小松崎さん全盛の頃だろう。小中学生の頃、雑誌でよく見たものだ。群をぬいてすごいと・・・少年心に思ったものだ。
現在だとパソコンなど使い描いてしまうが、手書きでなお情報の少ない時代、創造的・躍動的なのがすごい。そういっても興味のない人はピンこない。

カミナリサマ

2010年08月27日 | Weblog

久しぶりに雨が来た。カミナリも鳴っている。蛙が元気に飛び出した。
こわいものの順位は「地震・カミナリ・火事・親父」などと昔は言われていた。しかし、親父は現在姿を消したようだし、入れ替わりはあるようだ。・・・がカミナリはまだ高い位置にいるらしい。確かに予告はあるが、天から来るのは電撃イナズマは強烈だ。
このカミナリにサマをつけて言うことがあるが、これはカミナリを古くは神様と考えていた名残だそうだ。「ナルカミ」という呼び名もあるそうだ。

「クワバラ、クワバラ」などと言うのも昔の話で現在は通用しない。・・・・雨はあっさりあがったが、後がなんとも蒸し暑い。
これは鐘の鳴る丘集会場がモデルです。次は架空の教会です。


紙のアート展

2010年08月26日 | Weblog
須坂でやってる吉崎もとぞうのペーパークラフト展を見る。

当然ながら、おりたたみの技法をパクリと思ったが、それより無駄のないデザインの洗練さにたじろいた・・・・。

白の動物は私の作品です。デザインをすっきりと・・・・・。

変だわね

2010年08月25日 | Weblog


スイカを腹いっぱい最近食べたことがない。大玉を買う元気も無い。
近くの波田というところは、スイカの産地で有名だ。最近、松本市と合併したので波田のスイカとは言わないかもしれない。
波田の畑には規格外だろうスイカが畑にゴロゴロころがってる。売れなければもらってもいいのにと思ういやしさ・・・。

写真は道路ぞいの空き地にあるスイカだ。ここは宅地販売とかで埋め立てたところだ。スイカ畑の土をもってきて埋めたのか一本スイカが育っている。いずれは車にひかれるか・・・だれかにキックされ寿命がつきるのだろうか。こういう危機感をもったスイカはおいしいかもしれない。

スイカはイランでは「ヘンダワネ」というそうだ。

現代はきもの論

2010年08月24日 | Weblog


実に暑い。天気予報にも傘マークは見えない。
秋刀魚が不漁だとか、野菜の高騰とか・・・・国民はたまらん。・・・・しかし、ホクホク組みもいる。アルミ缶の製造が伸びたり、コンビにでは冷やし中華、ざるそば、おにぎりが暑さのせいで好調だそうだ。家の中も暑いので、前にもらったぞうりを引っ張り出して履いた。鼻緒が指の間を刺激して、結構いい。すべり安いのがあぶない。
これは材料は、ワラでなくスゲといったかな?
坂本龍馬はこの間、靴をはいていた。
秀吉が信長に仕えた時、ぞうりをふところに入れあたため、気に入られた話は小さい頃何度も聞いた。最近は聞かない。このエピソードも時代に合わなくなったのだろう。

朝、かぼちゃが黄色い花を咲かせている。蜂も花粉をもとめてやってくる。暑いのに、ごくろうさんだ。

24歳の青春

2010年08月23日 | Weblog
猛暑がしばらく居座るそうだ。
めでたいことでもなし。
8月24日はあの滝廉太郎の生まれた日だそうだ。お父さんが役人で各地を転任していて大分県の竹田に赴任した。ここにあった荒れ果てた城跡に登り寝転んでハーモニカを吹く少年だったという。
後に土井晩翠の「荒城の月」にひかれ、曲をつける。土井晩翠のイメージしたお城は青葉城か鶴ゲ城だったとか。滝廉太郎は竹田の岡城が荒城のイメージだった。

滝廉太郎は病気で24歳で亡くなっている。まちがいなく天才という人なのだろう。

全然関係ないが、目の前のテレビでジームス・ディーンは24歳で亡くなったと言っている。