武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

入選す・・・・

2017年11月28日 | かてごりー


全国公募の山本鼎版画大賞にすべりこんだ。
タイトルは「ノックダウン」。ボクシングの連作の一部。90×70位の大きさ。

絵本コンクールで落ちるのはマアいいさ。となるが版画は三十年もやってるので落ちるとショックもおおきい。
この展覧会も若手の登竜門でもあるから、ジジイでごめんという心境だ。

おやき

2017年11月24日 | かてごりー
長野市に行き、七二会というところでオヤキを買う。
七二会という名前はきっと何かいわれがあるのだろう。

最近田舎ブームなのか、オヤキもいろいろ変化し、おやつとかお菓子風になっている。中身もあんことななすとかいろいろだ。
これは戦争のころ、半主食でもあった。いろりの灰の中にいれて焼いていた。うまいとかそういう問題でなく、腹をふくらますことが大事だった。

年賀状をはじめる。昔みたいに交換会で技を競うこともないので、楽な方法で終わり。
枚数もグングン減っている。

天草四郎異伝

2017年11月17日 | かてごりー


切り絵はひさしぶりだ。腕がにぶってることを実感する。
あーーーーーーあだ。

天草四郎が相手だ。本当に天草四郎はいたのか?
最近のある新聞に紹介されていた。
三万に越す死者を出したこの一揆は天草四郎という若い指導者のもと決起した。

一揆が終焉を迎えた時、せめた各藩が手柄を訴えるため四郎の首を差し出した。
首がたくさん出て来たのだ。同じ格好をした若武者がいたらしい。村々を回り一揆の組織づくりをしていたオルグ団だ。

どれが本当の四郎のものか。結局、細川藩のにしぼられた。

一揆の側にも、統制をとるため若きヒーローが必要だったし、細川藩では手柄をを誇るため
天草四郎なる人物は普通の少年ではいけないのだ。

歴史とは作られる部分がおるのだナ。

ぶんか

2017年11月11日 | かてごりー
文化の日はすんだけど、地区の文化祭がはじまった。

この文化という言葉は、昔からなく文明開化の略かな?
もしかしたら福沢諭吉あたりがからんでるかも。(堂々と呼び捨てしてますけど)


明治なども、できたころはメイチという人が多かったとか。物事おさまるには日時がいるのだ。
写真のニコニコこころ村は賞をいただいた作品。

かっぱのはなし

2017年11月06日 | かてごりー
中国昔話と並行して「かっぱ」の絵本作りはじめる。

右下のごみみたいなものは、カメラの付属品が写ってしまった。

河童は中国発祥というが、日本にも渡って来て日本各地でみる。

昔、遠野に行った時、川があっていたような雰囲気があった。

中国怪奇物語・・・・

2017年11月03日 | かてごりー


ま、そういうことで中国の物語からいただいて版画本作り始める。
「異人僧」という坊さんの話だ。中国に渡って来た僧ということで、ま、頭を丸めれば何とかなるだろうと・・・・・昔つくった「耳なし芳一」の坊さんに似てしまった。ま、いいか

往来にでて奇術を人に見せるところから・・・・・はじまる。

中国は奥が深いので不可解な事象が多い。現在もとか書くと、いろいろあるので、ここでストップ。

信州の悪党

2017年11月01日 | かてごりー
悪い奴ほどよく眠る・・・・・・

世の中には悪い奴がいる。

とりしまる側もたいへんだ。
江戸時代もなかばを過ぎると、農村はあれ「無宿」なる者が多くなり
農村から町場に流れ賭博や強盗などの悪事をはたらいていた。これをとりしまうには警察組織を今までと変えなくてはならない。そこで生まれたのは広域警察だ。ひろく動けるようにしたのである。
「八州廻り」という組織だ。これによって悪党どもは周辺の地域にのがれた。信州にもかなりの悪がどーーーと増え、「悪党取り締まり役」がつくられ対処した。これでなんとか幕末までしのいだらしい。

画面はまったく内容と関係なく、受賞作Ⅰページ。