武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

戦争を知らない大人たち

2009年10月31日 | Weblog
完成して貼られているポスターです。縦にした見てください。
戦争により、時代により運命を翻弄された川島芳子の物語です。

戦争といえば、地区の文化祭に「武運長久」の日の丸を出したいという話があった。「戦争を誰も語れなくなった・・・・」とも言っておられた。自分のお宝出品のお願いに応えてくれたのだ。もちろんオーケーだ。

出したいけど「誰でもいいのですか?」という問いあわせもあった。もちろん芸術家の展覧会でないのでオーケーですと。

少ないけどこういう問い合わせはうれしいものだ。



長は蝶とて・・・

2009年10月30日 | Weblog

この間、蝶の話を聞いたので散歩の途中蝶にあったのでパチリ。帰って調べたらヒメアカタテハらしい。秋になれば元気に飛ぶ蝶だそうだ。ごく普通の蝶らしい。
蝶といえば公民館長の後釜も考えて声がけした。この長を選ぶには誰も動いてくれない。みんなヒラヒラと逃げまくる。
ごく近くの豊科に田淵行男記念館がある。この方は山岳写真家で有名だが高山蝶の生態のほとんどはこの方の足であきらかになった。のぞいてみれば蝶の羽の模様とか、自然の造形にびっくりさせられる。高山の榛松にしか棲まない蝶とか・・・・
安曇野に来たらのぞいてみる価値はあると思います。

老人会収穫祭

2009年10月29日 | Weblog

昨日は老人会の収穫祭に招待された。サツマイモを皆さんで作っておられる。豚汁やごちそうを食べ、おみやげ(写真)もらってきた。空身でいったがいいのだろうか・・・・6年も公民館役員やってるので、ほとんどの方は顔みしり・・・いずれ私も仲間入り?
「公民館でやってること楽しいね」とか「文化祭のコンサート楽しみ」とか「趣味の講座でるね。仲間つれて」とか・・・・こちらにやる気をおこさせる言葉がけ。妙に心に響くのは「言葉のかけあう意味を自然に習得」している年代の方々の言葉だ。若い方はこういう声がけはできない。

妙にサツマイモがおいしかった。

セイダカアワダチソウ

2009年10月28日 | Weblog
異国から渡りて来たりあわだちの黄なる背高秋空に揺れる

伊藤博文を暗殺した「安重根」の記事が載っていた。日本では英雄視される伊藤博文は中国・朝鮮にとって侵略の元凶である。100年前の10月26日にハルピンで暗殺された。日本では暗殺者「安重根」は今もあちらでは抗日の英雄である。8月15日は日本では終戦記念日、アジア諸国にとっては解放記念日となる。それと同じである。

かって昔、30年?前(その年韓国の朴大統領が暗殺された)ソウルの安重根記念館に案内された。社会科の先生方が発行した雑誌に挿絵を描いた関係で韓国に同行した時だ。社会科の先生方はご存知であったろうと思うが、私はこのことも、侵略のことも無知であり、異国で日本人を暗殺した人の記念館を見るのも、なんとなく変な気分であった。

山頭火信濃の旅

2009年10月27日 | Weblog
山頭火は信州に三度来ている。

あるけばかっこういそげばかっこう    これは佐久で詠んでる。
ここで休むとする道の分かれるところ           追分。
誰も通らない草萌える                  木曽。

きまりを守らないものは異端という。詳しくはないが昭和15年前後に新興俳句、プロレタリア俳句への弾圧?があったと聞く。
型にはめることも、型を崩すこともまたむずかしい・・・・・。
と言う論評をするほどの者でもないが・・・・

片足のうまおい着たり秋の暮

2009年10月26日 | Weblog


この蝶も、名前のところに照明がはいってしまった。
句会があった。俳句は相変わらず・・・短歌は高点がはいった。

「あの時の母の言葉が今理解る私も母と同じ歳重ねきて」

庭に黒の模様のみえるシジュウカラがきた。コゲラらしきものもきた。秋が深まりつつある。文化祭の打ちあわせをした。こちらとあちら(地域の方)の温度差をどう埋めていくのかというところが課題だ。

安曇野から消えた蝶

2009年10月25日 | Weblog
昨晩は公民館の講座があった。地元にもすぐれた研究をしている人がいるとあらためて知った。まだまだ隠れた方がおられるかも知れない。
自然環境の変化から、消えていった蝶たちの話であった。
そういえば私の近くにあるグランドが未整備のころクララという植物があり、オオルリシジミが飛んでいた。近くの保育園に熱心な先生がおられて看板など出ていた。その後グランドが整備され、クララが刈られ、熱心な先生が去られいなくなった。いま近くの公園では、クララを増やしてオオルリシジミを復活させようとする動きがあるという。
今までいなかったツマグロヒョウモンが庭にパンジーを咲かせる家が多くなって増えている話も聞いた。なるほどね。
写真は安曇野から消えた蝶、名前が隠れた。カメラに頼りすぎた・・・・

十津川警部の話

2009年10月24日 | Weblog
テレビで「十津川警部」が登場するドラマをやっている。
テレビがちがうと主役もちがうのだ。
高橋英樹主演か、渡瀬恒彦か。どちらがピッタリなのか不明。
原作は西村京太郎だ。たくさん書いたものだ。作家の仕事といえばそれまでだが・・

めずらしい苗字と思っていたが、実際に奈良県に地図に「十津川村」というところがあった。
ここの産業は林業で「吉野杉の切り出し」が主で、山地ゆえ、人工密度はきわめてゆるやか・・とあった。奥深いというところか。そのせいか幕末では天誅組の根拠地になったりして歴史の上で登場したりする独特の気風をもった地であるそうだ。
ここから名前をいただいたか不明なれど・・・・・

宇津井健氏は神経痛

2009年10月23日 | Weblog

中田敬三著「信州のことば遊び」を読む。
「うついけんしはしんけいつう」など回文を紹介していた。なるほど・・・・・


「いろは歌」を写真のように書くと「とが(罪)なくて死す」となり、赤穂浪士の「主君には罪がない」の言い分が隠れている・・・または罪なく死んだ柿本人麿のことだとも・・・昨日も足利事件のことをマスコミが報じていた。咎なくと言えば・・・考えさせられることばかりだ。

最上段の角のは「イエス」となり、右から読むとヘブライ語が出てくるという。
キリスト教も出てくるとなると・・・。などいろいろな説を紹介していた。
最近めずらしくうなってしまった。

秋の虫の話

2009年10月22日 | Weblog

カマキリが枯れ葉の中で死んでいる。そんな光景が見られる秋だ。カマキリは交尾の最中でもオスを食べてしまう。おそろしいことだ。貴重なタンパク源、だそうだ。
とにかく肉食のカマキリは動くものは何でもつかまえようとするらしい。交尾中でもオスはがんばって動くから・・・・

コオロギは交尾が終えたらメスに食べられる。まだ体力が残っていると次のメスと出会い、交尾の後メスのタンパク、カルシウム源になる。

ごくろうさまです。