70年ぶりに絶滅したと思われたマスが生存していたというニュースがあった。こういう明るいニュースもなければ年の瀬も暗い。
魚の話になれば、昔の正月ざかなはぶり(鰤)が代表だ。手にははいらないと鮭やマスも代用されたが・・・・・。一応鮭は「栄える」マスは「増す」にかけてある。
ぶりはその家のだんなのかせぎで正月食えるか食えないかとか言われ、だんなの顔が立つか、立たないかの分かれ目。ぶりは高級魚で、ぶり一本に米一俵が値段だった。よっほどでなければ一本は買えません。今だってそうだけど。
ぶりはツバス・はまち・メジロ・ぶりと成長のあわせ名前が変わる。いかがスルメになるとは違うのだ。豊臣秀吉が日吉丸・木下藤吉郎・羽柴秀吉・豊太閤と出世していくのとあわせ「出世魚」という。とにかくめでたい魚なのです。