武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

カラスの勝手でしょ

2017年02月26日 | Weblog


民話豆本に挑戦。
途中でやになりDOWN。
これはフクロウの染物屋が題材であるが、カラスが悪役として出てくる。

カラスは知的なギャングだ。なかなか頭がよい。
道路をあるけばクルミの殻がある。クルミをおいて通った車に弾かせるのだ。やたらと交通量の多いところではやらない。
もう、二十年位まえ、中国の万里の長城にいった、途中道路に豆が枝つきそのまま置いてあった。
後から聞くと、車でそれを弾きので収穫が楽だと言ってた。ナルホド。と思ったことがあった。
それと同じだ。


島崎藤村と歯ブラシ

2017年02月24日 | Weblog
「小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ・・・・・・・」と藤村が詠んでいる。この後に「緑なすハコベ・・・」とハコベが出てくる。
春になれば道端に芽を出す。

昔は歯磨きのブラシなどなかったので、ハコベを炒って塩をまぶし歯ブラシにしたらしい。
ハコべの㋩の字は、そこから来たという説がある。

ヤミ・・・・の時代

2017年02月23日 | Weblog



イタドリ。

戦後食料増産のかけ声で、たばこ畑が激減。
愛煙家はどうしたか?
ヤミのタバコがでまわった。このイタドリの葉をまぜて売っていた。
中にはイタドリと大根の葉だけのヤミタバコもあったとか。
良いことはニコチンがはいっていないことらしい。

そこらのやたらとはえているが、薬用的には利尿とか便通にいいらしい。
牛や馬の小便でそだったイタドリなど、人間の食べるものでないと思っていたら、ある山に登った時、お客もおらず、よく知ってる山小屋のおやじがイタドリをつけたものを出してくれた。
こりゃおいしかった。(山のせいかもしれぬ)
一緒に出て来た漬物もおいしかった。でも見たことない漬物だった。聞いてもニヤニヤするばかり。これはもしかしたら山では禁断の植物だったかもしれない。

ウツボグサ

これはどうして頭にあるかというと、小学生の時村出身の絵描きが年一度、帰郷して学校でお話をしてくれた。話の中身はぜんぜん頭に残っていないが、この花を採ってきて話をしていた。なんでこの花だけ記憶にあるか不明。

なお、このウツボクサも利尿に効用あり。

摺り師のわざ

2017年02月12日 | Weblog
版画の摺り師の実演を見にゆく。
NHKの日曜美術館などに出演なさってる方だ。

こういう技は、もちろんかなりの熟練だ。手際よく刷られていく・・・
何とも言えない。わたしとは異次元の世界だ。

あーーーーあ

とためいきが出る。

ゴッホの雨

2017年02月11日 | Weblog
落選作品が返ってきた。100位の応募で25人にしぼられ上位が決まったそうだ。
25人にはいったから・・・・まーーいいか。

これはゴッホが日本の浮世絵をながめる図だ。これをひらくと雨用に使った糸がピンとはり雨に見える。自己満足なる作品だ。

ちなみの浮世絵は広重の「名所江戸百景」の「大橋あたけの夕立」でーーーーーある。

新美南吉の童話

2017年02月10日 | Weblog
ひとつの火


ひとつの火が次々とわたっていく物語だ。
何ともいえない味だ。
村中の人がいなくなった子供を提灯を手に探す場面がでてくる。このシーンは小さい頃の出来事とダブった。
同級のO君がいなくなり、夜になってもこない。村の消防団が皆提灯をもって山にはいっていく。
暗い山路に明かりがゆれる。この場面だ。

結局、結末はOが物置小屋で遊んでいるうちの眠ってしまった・・・ということだった。
きっとえらく怒られたろうにな。