ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県仙台市、泉区古内「賀茂神社の楓(イロハモミジ)とタラヨウ」(県指定)です!!

2021-03-30 06:29:00 | 巨樹・大木
古内地区は、仙台市役所の北北西約6kmのところ

県道22号仙台泉線を北へ八乙女信号を左(西)へ県道37号仙台北環状線です、賀茂1丁目信号の次の信号を右(北)へ、道なりに西に向かうと、道路右手に南南東向の参道で賀茂神社が鎮座します

参道西側に広い駐車場が有りますので利用させて頂きました




参道入口です

賀茂神社です

参道です

説明版です
  御祭神の御こと
 本神社は元塩竈神社に鎮座せられ只州宮と稱し、元禄年間、該神社造替の節、今の地に移轉せられ藩の崇敬篤かりき、すなわち元禄8年10月13日伊達綱村公の命により、只州の御社を別所に奉遷すべき旨、其の社家鎌田信濃守に申し渡し、11月13日には新しき御遷座の地を選定すべく御神くじを占いし、やがて現在の地宮城郡古内邨を以って御社地と選定せられ、かくて国分古内村に先づ下賀茂神社の御社を造燈たてまつり、元禄9年9月23日に塩釜より正遷座の御儀あり、別雷神社と斎き奉り、神社所傳の御棟札は、元禄9年(1696)と10年(1697)のもの2枚にして神社所有の唯一の至宝である。
御祭神 下賀茂神社 玉依姫命(向かって右宮)
    上加茂神社 別雷命 (向かって左宮)
例祭  4月29日春祭 7月31日夏越祓 10月7日秋祭
 社殿は両社とも一間社流造にして元禄の粋をこらし堅実秀作により、昭和39年9月4日本殿二棟・棟札2枚は、宮城県指定の重要文化財である。
  昭和41年4月吉日 賀茂神社

 
参道右手に天然記念物のイロハモミジ二本です

イロハモミジの説明版と保存樹木標柱です
 宮城県指定天然記念物(平成11年7月2日指定)
賀茂神社のイロハモミジ2本
 このイロハモミジは二つの株とも樹勢すこぶる優勢で泉区内の大木である。新緑、紅葉ともに美しく見事である。
 拝殿に向って左側の株は幹周囲(地上1.5m)が3.25m、樹高が16mである。右側の株は幹周囲(地上1.5m)が2.35m、樹高が15mある。両株とも樹齢は200年以上と推定されている。
平成12年2月 仙台市教育委員会



狛犬です

参道を進みます

もうすぐ神門です

神門には縁起額です
 

参道右の手水舎です

左側にも手水舎があります

右手のアラカシの古木です

左のアラカシの古木です

保存樹木標柱です

説明版です
賀茂神社のアラカシ(2本)
 アラカシは、温暖地帯の山野に生育する常緑広葉高木。宮城県以南の本州・四国・九州に分布し、宮城県はその北限に当たる。
 賀茂神社のアラカシは、拝殿位向って左右に2本あり、右側の1本は、幹は西側に屈曲し、高さ1mくらいまでは空洞になっている。樹齢はいずれも200年以上と推定され、アラカシの北限地帯における古木として珍しい。昭和60年4月25日、泉市指定文化財(天然記念物)となり、仙台市との合併後は仙台市指定文化財(天然記念物)となる。
 樹種 アラカシ(ブナ科)
右側 幹周3.9m、樹高約12m
左側 幹周1.6m、樹高約11m
 平成26年3月 仙台市教育委員会



神門外西側には八咫烏社です


神門を入ると社殿が二つ並んでいます、左が上加茂神社、右が下賀茂神社です、県指定重要文化財です

神門内西側に、目的のタラヨウです

説明版です
宮城県指定天然記念物(平成11年7月2日指定)
  賀茂神社のタラヨウ
 タラヨウは静岡県以西の暖地に生育する常緑高木である。植栽可能な北限地帯において、これほど樹勢が旺盛な大木がみられるのは実に珍しく貴重である。
 このタラヨウは地際から高さ1.4mのところで2本に分かれる。株の根元の幹周囲は3.4m、高さ1.4mの幹周囲は2.4mである。南側の幹周囲(地上1.5m)は1.04m、北側の幹周囲(地上1.5m)は2.34mである。樹高は17mである。樹齢は200年以上と推定されている。
平成12年2月 仙台市教育委員会

八咫烏社の裏側(西)からタラヨウを見ました

では、次へ行きましょう
コメント
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