土・日の2日間研修に行ってきました。
内容は、「視覚障害の方対象のパソコン指導者研修」です。
視覚障害者の方がパソコンを活用できるようになる為のお手伝いです。
内容は、「視覚障害の方対象のパソコン指導者研修」です。
視覚障害者の方がパソコンを活用できるようになる為のお手伝いです。
この研修に参加しようと思った理由は、2つです。
1つは、自分の為。
活字を読んだりパソコンを使ったり、私は身体の中でも目を一番酷使していて、見えなくなったらどんなにか困るのでは・・・という思いがあります。
でも将来もし見えなくなる事があっても、パソコンが使えたら随分気持ちが違うのではないかと思います。
もう1つは、視覚障害の方たちにもぜひパソコンを使って頂きたい為。
教室の生徒さんの中にも、目の病気や目が見えにくいから・・という理由でパソコンをやめてしまう方がいらっしゃいます。
折角パソコンが使えるようになったのに、残念だな~と思っていました。
今回の研修の中のお話でも、中途失明の方が増えているという事でした。
高齢化が進み、糖尿病が国民病といわれる時代では、「見えない」とか「見えにくくなる」というのは、他人事では無いですよね。
今回、名古屋から専門の先生方が来て教えて頂けるという事で、思い切って参加しました。
先生のうち、お2人は中途失明(事故と目の病気)ですが、お2人ともパソコンを使う事によって、コミュニケーション能力を回復し、生活や仕事に不可欠な物になっているという事でした。
「マウスを使わない」「画面を見ない」という状況でパソコンを使う為に、頼るのは「キーボード」と「音声ガイド」なんですよ。
2日目の今日は、実際に視覚障害者の方に来て頂いて模擬講習をしました。
もうすでにパソコンを使っている方たちに初心者の役をして頂きましたが、色々お話を伺えてとても参考になりました。
視覚障害者の方にパソコン指導をする「ボランティア」の方が増えることを期待していらっしゃるそうです。
自分のパソコンの知識の為に、又身近な人のお手伝いやボランティアとして活躍する為に、生徒さんたちにもぜひこういう研修を受けて頂けたらいいな・・と思いました。
昨夜家に着いたら、夜11時。
今朝もまた朝7時には、家を出て・・・(頭が刺激を受けすぎたのか3時間しか眠れなくて)
という結構ハードな研修でしたが、普段の授業の参考になる事も沢山あって、とても有意義な2日間でした。
by ワンダーちっち