浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「民進党」は、「民辛党」?

2016-03-28 22:02:23 | その他
 「民進党」代表の岡田という人、消費税を10%にすべきだと主張したそうだ。「民進党」は、民に「辛い」党なのか。

http://buzzap.jp/news/20160328-minshin-shohizei-up/
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『世界』別冊

2016-03-28 21:28:03 | その他
 『世界』別冊が発売されたというので入手しようと試みたが、谷島屋書店では売り切れ、アマゾンでも売り切れ、通販では無理と判断し、明屋書店に行ったら、一冊あった。

 山口二郎、丸川哲史、成田龍一の論文を読み終える。そのなかで、もっともつまらないのが成田論文。いつものことだが、成田が書くものには、成田自身の主体が感じられない。様々な人々の言説を並べてあーだこーだと批評を加える。それだけの文。しかしこの人、岩波書店に重用されている。いやあちこちで重用されている。彼の文は、摩擦を起こさないからか。彼に書かせれば、いちおう埋まる。

 山口は、デモに出ているだろうが、成田は出ていないのだろうと思う。とにかく、生起する現実に真正面から立ち向かいながら考え論じることはしない。いつも他人の言説を介した間接的な「主張」(主張らしい主張はないのだが)をするだけなのだ。

 山口の文では、シールズの誕生は、「ゆとり教育」が産みだしたものだという、寺尾研の主張の紹介だけが印象に残った。

 丸川の文の、戦争法反対運動のなかに、中国の台頭などアジアの問題が組み入れられていないという指摘に同感。

 果たして、買った価値はあるのかどうか。これから読み進めようと思う。

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東芝のリストラ

2016-03-28 20:24:44 | その他
 東芝は原子力事業に特化していくのだろうか。我が家にも東芝製品はある。クーラーが一つ、パソコンが一つである。これらの分野を東芝は捨てるようだ。

 そのために、「パソコン事業で400人、ハードディスク事業で150人、へルスケア事業で90人、映像事業と家電事業で各50人。それに「コーポレート部門」と呼ばれる管理部門で1000人、パソコン・映像・家電事業の販売・補修関係会社で600人」がリストラされるという。

 しかし原子力事業部では、リストラはないようだ。


 東芝の中でも、「原子力事業がなぜ早期退職の募集対象外なのか」という疑問の声が上がっているという。

 米原子力大手ウェスチングハウスを巨額で買収したところから、東芝の経営がおかしくなり、それが引き金となって不正会計へと進んでいった。東芝の危機をつくり出したのが、原子力事業。

 思うに、世界的に原子力事業は今後衰退していくだろう。それに、東芝は命をかけるようだ。東芝経営陣の経営能力に疑問を持つ。
 
 こういう馬鹿な経営者が馬鹿な経営を行って会社に損失を与え、その責任を一般社員にとらせていく。

 もう東芝製品は買えない。
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ICUという大学

2016-03-28 20:07:04 | その他
 ICU,国際基督教大学。この大学は、ボクが高校生の頃には、あまり馴染みがなかった。この大学のことを知ったのは、もう大学も卒業してずいぶんたった頃だ。もしもう一度大学に行くとなったら、ここだな、と思っていた。

 そしたらこういうニュースが入ってきた。

 内容は、下記のサイトに知らされているから、読んでほしい。 

http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9c0e1141b1a14ef4111792d448c0ea62

 最近は大学の自治が奪われ、「大日本帝国」時代よりも、後退してしまった。少なくとも、その時代にも「大学の自治」(教授会の自治)はあった。現在はそれもなくなっているから、学生の自治なんかとてもとても。

 ボクの学生時代はとても自由であったのだが、今は立て看すらも立てられないようだ。まさに民主主義の後退、である。

 このICUの行ったことは快挙である。 
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韓国のこと

2016-03-28 19:45:53 | その他
 北朝鮮、こう呼ぶと、「そういう国はない」と言われることがあるが、ボクは慣例的に使用している。朝鮮民主主義人民共和国は、いかにも長すぎる。この国のことを話すとき、いちいち正式の国名を繰り返すわけにはいかないからだ。NorthーKoreaもだめなのだろうか。

 さて今日は北朝鮮のことを記すわけではない。韓国のことを記す。どうも韓国では民主主義が後退しているようなのだ。残念ながら、韓国の状況についての報道はあまり多くはない。

 ニューズウィーク日本版にそれに関する記事があった。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/post-4773_1.php

 韓国では、昨年から中学校・高校での教科書が「国定」となった。これなどは反民主的な制度であることはいうまでもない。そういう傾向が韓国で強まっている。

 現在の大統領は、否定すべき韓国の独裁者・朴正煕の娘である。親の行ってきたことを真似るつもりなのかもしれない。

 ただし、日本では、ネトウヨ的な「反韓」情報が流されているので、韓国の民主主義の現状を調べるのはなかなか大変だ。

 日本においても、民主主義が後退している。今までも、日本や、朝鮮半島、中国といった東アジアにおける変化は、それぞれ単独では起きず、東アジア世界で同じような傾向が生ずることがよくあった。

 東アジアにおける民主主義の後退期、こういったテーマで今の歴史が描かれることになるのだろうか。

 
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