今日のTBS「報道特集」は、福島県飯舘村長泥地区のことを取り上げていた。農に生きていた人々が、5年前、村を離れることを命じられた。別のところに家をたてた人、未だ避難者用の住宅に住んでいる人・・・多くの人々は、もう飯舘には帰らない、という決意を固めた。
飯舘村長泥地区の現在の様子が映されていたが、農地には草が生い茂り、所々に黒い塊が積み上げられていた。
まだまだ放射能は強い。帰れない。たとえ帰りたくても、いつ帰ることができるかわからない。
雑草に覆われた農地、この農地をもう一度回復させるとすると、膨大なエネルギーが必要だろうなと思う。
ボクが農業を始めてから5年。農業はなかなか感動的だ。からだを使うが、自然を思い切り感じることができる。今日も、雑草をとったり、キャベツやブロッコリー、ほうれん草を収穫、そしてあいたところを掘り返してきた。
小さな種を蒔く、するといつの間にか土の中から小さな芽を出し、それが生長し、実をつけたりする。人工的な時に刻まれることなく、自然の寒暖にしたがいながら。
飯舘村に帰れない人々、帰らないことを選択した人々は、日々をどう過ごしているだろうか。
農に生きていた人々にとり、土に触れずに無為な時間を過ごすこと、人工的に刻まれた時間を生きることは、拷問に近いだろうと思う。
生活のすべてを奪った原発。原発政策を推進した者たちは、生活を奪われた人々の苦しみに思いを馳せているだろうか。
飯舘村長泥地区の現在の様子が映されていたが、農地には草が生い茂り、所々に黒い塊が積み上げられていた。
まだまだ放射能は強い。帰れない。たとえ帰りたくても、いつ帰ることができるかわからない。
雑草に覆われた農地、この農地をもう一度回復させるとすると、膨大なエネルギーが必要だろうなと思う。
ボクが農業を始めてから5年。農業はなかなか感動的だ。からだを使うが、自然を思い切り感じることができる。今日も、雑草をとったり、キャベツやブロッコリー、ほうれん草を収穫、そしてあいたところを掘り返してきた。
小さな種を蒔く、するといつの間にか土の中から小さな芽を出し、それが生長し、実をつけたりする。人工的な時に刻まれることなく、自然の寒暖にしたがいながら。
飯舘村に帰れない人々、帰らないことを選択した人々は、日々をどう過ごしているだろうか。
農に生きていた人々にとり、土に触れずに無為な時間を過ごすこと、人工的に刻まれた時間を生きることは、拷問に近いだろうと思う。
生活のすべてを奪った原発。原発政策を推進した者たちは、生活を奪われた人々の苦しみに思いを馳せているだろうか。