今月末までに保存か解体かを決定するといわれていた石巻市の大川小学校、保存が決まったそうだ。共同通信が報じた。
大川小学校を訪れたとき、3月11日で時が止まっているように思えた。訪れた人誰もが言葉をなくしてしまう、悲劇を想起させる場であった。保存か解体かが議論されていることは知っていたが、ボクのような者が口出すべきではないと思っていた。しかし、津波の遺構として保存してほしいと思っていた。遺族の中には、この遺構を見てつらい気持ちを抱くことはあるだろうと思うが、しかし津波の恐ろしさを示す重大な遺跡である。保存が決まってよかった。
津波被災の大川小校舎保存へ 児童ら84人犠牲、追悼遺構に
2016年3月25日 12時35分
東日本大震災の津波で児童74人、教職員10人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小の被災校舎について、亀山紘市長が震災遺構として保存する方針を固め、国と調整していることが25日分かった。近く表明する見通し。
保存か解体かをめぐっては遺族らの意見が分かれているが、二度と悲劇を繰り返さないため、追悼、伝承の場として残すことが重要だと判断したとみられる。
市は津波と火災の被害に遭った市立門脇小の旧校舎も保存を検討。1自治体一つしか認められない震災遺構の保存初期費用を門脇小に当て、大川小は周辺を環境整備する方向で国と協議している。
大川小学校を訪れたとき、3月11日で時が止まっているように思えた。訪れた人誰もが言葉をなくしてしまう、悲劇を想起させる場であった。保存か解体かが議論されていることは知っていたが、ボクのような者が口出すべきではないと思っていた。しかし、津波の遺構として保存してほしいと思っていた。遺族の中には、この遺構を見てつらい気持ちを抱くことはあるだろうと思うが、しかし津波の恐ろしさを示す重大な遺跡である。保存が決まってよかった。
津波被災の大川小校舎保存へ 児童ら84人犠牲、追悼遺構に
2016年3月25日 12時35分
東日本大震災の津波で児童74人、教職員10人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小の被災校舎について、亀山紘市長が震災遺構として保存する方針を固め、国と調整していることが25日分かった。近く表明する見通し。
保存か解体かをめぐっては遺族らの意見が分かれているが、二度と悲劇を繰り返さないため、追悼、伝承の場として残すことが重要だと判断したとみられる。
市は津波と火災の被害に遭った市立門脇小の旧校舎も保存を検討。1自治体一つしか認められない震災遺構の保存初期費用を門脇小に当て、大川小は周辺を環境整備する方向で国と協議している。