線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

三浦半島への旅

2009年07月18日 19時41分22秒 | 日々雑感
今日は職場の旅行。目的地は神奈川県は三浦半島の先端・三浦市の三崎港。そして目的は「まぐろ尽くし料理」を食べることだ。

朝、7:00頃に上田を出発。中型のサロンバスに乗る。天気は梅雨も明けたというのに、梅雨空のよう。ひたすら関越道を行く。三連休の初日なので、やはり日頃よりは車も多いが、都内に向かうのはそれほどでもない。バス内ではお決まりのように飲み続ける
横浜を過ぎ、三浦半島へ。着いたのは12:00をまわっていた。

この三崎港はマグロの町。民謡好きの自分としては《三崎甚句》の場所だ。

エ~わたしゃ三崎の 荒浜育ち(アイヨーエ)
     色の黒いのは 親譲り(エ~ソダヨーエ)
   <三崎の港に菊植えて エー根も菊 葉も菊 枝も菊
    エー晩にゃあなたの便り聞くエー キタサーエ>

民謡好きには、こうした民謡にちなんだ場所に行くのが何とも楽しい人知れず、口ずさむ自分であった…。

食事は、三崎港でも老舗の料理旅館。そして15名以上だと「まぐろのかぶと焼き」がサービスなのだ。実は、自分は今回の幹事の1人。何としても15名を募り、何としても「かぶと焼き」を食べよう!っと奔走したのだった。

料理は一応のコースがまず並んでいた。刺身、酢の物、酒盗、ねぎま…どれも、信州人には珍しいものがズラリ。
そしてお待ちかねの「かぶと焼き」登場!あまりの迫力に、参加者はデジカメ、写メ撮りまくり… 。

その「かぶと焼き」は、仲居さんが取り分けてくれた。15名でも十分の量だった。

さて満足の食事の後、目の前の海産物コーナーで買い物の時間を含め、自由時間。自分はちょっと別行動。ネットで検索しておいた海南神社へ向かう。ここにはイチョウの巨木が3本あるという。食事したところからは近くなので、ご機嫌で散策。


ところが…今日は、海南神社のお祭りだった。神社へ向かうと、屋台が出ていて、お囃子をしている。参道まで来ると、獅子舞が行われていたので、やはり祭り好きの血が騒ぐ自分は、思わず見物
ちなみに獅子は2頭。いい画像が撮れずに残念だったが、頭は富山で見かけるような大きくて黒塗りの立派なもの。型式はやはり一見富山風の百足獅子タイプというか、大人数が、細長い胴幕を持って、走り回っていて、ムカデというよりは足の多い、ゲジゲジみたい。しかし、海辺の町らしく、荒々しく大変元気よくて、迫力満点だった。
 

時間もあまりないので、神社境内へ行く。あった
5m級のイチョウだった。気根が大きく垂れ下がっている感じは、古木の風格

大慌ての巨木巡り、祭り見物の後、自分も海産物を買いに行く。
この三崎港はマグロで知られたところ。マグロの刺身やマグロの酒盗、マグロパイ、マグロの中華まん(=とろまん)などを買ってみた。

ご機嫌のひとときを過ごして、次は横須賀市の三笠公園へ行く。
ここは日露戦争中の東郷平八郎で知られた戦艦「三笠」で知られたところ。ここで「軍艦マーチ」などの入ったCDを発見。こういうのにすぐ飛びつく自分。

こうして楽しんだ三浦半島。帰途は、やはり都内が大渋滞。まあ、連休ではしょうがない。都内を脱出して、予定より2時間ほど遅れて上田へ到着。ドライバーさんによれば、約710㎞だとか。

楽しく過ごした1日だった。
コメント
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