線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

市町村合併後のネーミング

2008年04月15日 14時56分18秒 | 日々雑感
ここは一体どこだ~?といいたくなる地名があふれている。しょうがないと言えばしょうがないが、わたくしはまだ新ネーミングには慣れない。

長野県小県郡長和町。長門町と和田村の合併によるネーミングだ。一体どこ?って感じだ。まあ「長門町」は、旧長窪古町と長久保新町の「長」と旧大門村の「門」だそうなので、長門町と和田村の頭文字のドッキングとはよく分かるが…。ただ、発音だけで耳で聴くと、松本市に合併されて消えた「奈川村」と混同しやすいっっ!

飯田市上村と南信濃。合併されてしまったが、飯田市のイメージが薄いと感じてしまうのはわたくしだけか?もっとも「南信濃村」というのも、南の信濃かーと感じたが。上村は「門村(かどむら)」の歴史がある。いずれにしても、かつての呼び名だった「遠山郷」は地図上では消えているので、せめて「遠山村」みたいな歴史を感じさせるのがいいのに~などと思ってしまう。

富山県南砺市。砺波の南ということか?ここはいわゆる五箇山とよばれた地域を含んでいる。「五箇山市」にしろとは言わないが、それでも「平村」とか「利賀村」とか歴史を感じさせる名前があったのに…と思う。どこをさすのかイメージが湧きにくい。

こんなことを書いていれば、書ききれないが、とにかくどこをさすかというイメージが大切なんだなと思った。まあその内に慣れていくんだろうと思うが、あまりにも無味乾燥なネーミングだけはやめてほしい。歴史や文化圏、生活圏などを総合的に考えたものがいいなと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする