コニカミノルタ杯第3日目、優勝争いを続けていた大場美智恵がスコアカードの記載不備で失格になりました。大場は首位から3打差で競技を終えており、失格にならなければ単独3位。最終日を前にした上位選手がこのようなケースで失格となるのは前代未聞だそうです。
大場のスコアカードは大塚有理子がマークしていましたが、首痛のため前半で棄権し、浅間生江が引き継ぎました。そのため、サイン欄には大塚、浅間、本人の3人分が必要でしたが、後半を引き継いだ浅間のがサインがありませんでした。
大場の今季ベストは6位タイ、昨日までの単独3位はおそらく今季最高だったと思います。テレビ放映の中でもいきいきとしていました。しかも今季最初の公式戦、無念さは察するに余りあります。
今回に限ってお目こぼしをしても良さそうな気もしますが、LPGA樋口会長は「自己責任。大塚さんに自分のプレーを半分しか見てもらっていない。よく考えればわかること」ときっぱり。さすがに女子プロを引率するリーダーは毅然としています。
で、今日は最終日。不動がどこまで首位に迫るかが最大の楽しみですが、責任を感じてか昨日は涙ぐんで立ち去った浅間が、どんなプレーをするかも興味があります。
ゴルフ規則6-6a項抜粋
「複数のマーカーがスコアを記録した場合には、それぞれ受け持ちの部分に対して署名しなければならない。」
ゴルフ規則6-6b項抜粋
「競技者は、マーカーがスコアカードに署名していることを確かめ、競技者自身もスコアカードに署名し、できるだけ早くスコアカードを委員会に提出しなければならない。違反の罰は 競技失格」
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