米女子ゴルフツアー・ウェグマンズで、宮里美香が通算9アンダーで4位タイに入賞しました。最終18番で約3メートルのパットを入れていれば2位タイ、本人も悔し涙でしばらく話もできなかったそうです。ちなみに2位タイの賞金は約1,500万円、4位タイの賞金は約810万円、その差は約700万円にもなります。順位タイの人数によって賞金額が変わるので単純に比較はできませんが、最後の1パットで約700万円を逃したとなれば、そのショックは分かりますね。
宮里藍も我慢のゴルフを展開、通算6アンダー、15位タイでホールアウトしました。賞金額はぐっと下がって約240万円。それでも藍ちゃんの獲得賞金額は現時点では日本人選手トップです。
国内女子のプロミスレディスは、諸見里しのぶが通算18アンダーで、初日からの首位を守って今季3勝目を挙げました。前半で一時は李知姫に並ばれましたが、終わってみれば2位と5打差の圧勝です。3位はこの日65と猛追した横峯さくら、初日2位スタートの川原由維は8位タイに終わりました。
最近の女子ツアーは、常連さんが上位陣に入ると大崩れすることが少いため、最終日前日には優勝を予測できるような気がします。特に今季すでに優勝を経験している選手は、最終日に緊張で手が震えるようなこともないらしく、非常に安定しています。川原のような選手がなかなか優勝できない理由は案外このあたりにあるのではないでしょうか。
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