テーラーメイドは、打球の高さと方向を微調整できるドライバ「R9」を発売しました。ヘッドとシャフトの向きを調整できる他、ヘッドの中央と左右の3箇所に重りを取り付けることで、ボールの飛ぶ向きと高さが調整できるそうです。要するに専用レンチを使って、ヘッドの向きがある程度変えられるドライバということでしょうか。
例えば打上げのホールではロフト角を10.5度に設定し、水平に打ち出せばよいくらい極端な打ち下ろしのときは8.5度に変える、などができれば便利かも知れません。ただ、気になるのがプレーの途中でクラブの設定を変更しても良いのかどうか。
R&A規則には以下のような記述があります。
すべてのクラブは重量調整のための仕組みをもつことができる。その他の調節性についてもR&Aの評価に基づき認められることがある。認められるすべての調節の方法について以下の要件が適用となる:
(i)容易に調節できるものでないこと。
(ii)調節可能部分はすべてしっかりと固定され、ラウンド中に緩むことの合理的な可能性がないこと。
(iii)調節後のすべての形状が規則に適合すること。
正規のラウンド中、クラブの性能は調節やその他の方法によって故意に変更されてはならない(規則4-2a参照)。
一番最後の条件からすると、正規のラウンドでは設定の変更ができるのはスタート前だけのようで、コースの状況に合せて設定を変えることはルール違反になりそうです。ローカルな身内のラウンドでは許されるかも知れませんが。
いっそのこと、アイアンでも同じ仕組みを作ったら面白いのではないかと、前々から思っていました。カチャカチャとロフトを変えることで、5番くらいからアプローチウェッジまでをカバーできるアイアンがあれば、ラウンド時に持ち歩くアイアンの数が激減できます。これ1本とパターだけとか。ルール上の制約だけでなく、クラブの信頼性(安全性)を考えると技術的にも難しいかも知れませんけどね。
【先行予約受付開始!】ロフトが変わる!重心も変わる!すべてをチューニングすれば、もっと飛ばせる!!Taylormade R9 ドライバー 50,872 円 にほんブログ村 初心者ゴルファー |
ゴルフ場予約なら 楽天GORA |