男子のフジサンケイクラシックが開幕しました。注目の石川遼くんは初日4バーディー、3ボギーの1アンダー70で回り、首位に3打差の7位と好スタートを切りました。同組の深堀圭一郎、宮里優作を1打上回るという快挙には、本物のヒーロー誕生を予感させます。
前半は自他共に認めるように相当緊張して体が震えていたようですが、そりゃそうですよね。訳が分からないうちに優勝したマンシングウェアの時と違い、今回は注目度No1。極論をすれば彼を見るためにギャラリーが昨年の倍以上に増えたとも言えます。
プロがアマに負けたら普通はかなりショックというか腹がたつと思いますが、遼くんはプロに対してそういう気持ちすら抱かせないようなところがありそうです。相手の闘争心を削ぐとでも言うのでしょうか。深堀の以下のコメントにもにじみ出ています。
「みんながいうように遼くんは本当に好青年。ドライバーは思い切り振るし、パットもオーバーするくらいに打つ。歯切れのいいゴルフをする。初日7位とはたたきがいがあるね(笑)」
お母さんのコメントもいいですね。「周りの方(同伴競技者)に迷惑をかけないでよかったです」スコアよりも無事に初日を終えた安堵感がにじみ出ています。
さて問題は今日2日目。「日本アマ」では10位発進も、第2ラウンドでまさかの予選落ちしましたが、今回は快進撃を期待しています。
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