馬ひでの助

街道歩き&城廻りの記録、
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地名夜話【廿日市市】

2022-12-30 23:33:52 | 歴史地理
地名ちょこっと紹介
【廿日市市】広島県
はつかいちし。
広島県の西の端っこで、島根県と山口県岩国市に接する。
というよりも安芸の宮島、厳島神社のある自治体といったほうがわかりやすいかな?
昔、この地域を旅した時は岩国の錦帯橋・岩国城を見学後、電車で宮島に移動し、背後の弥山という山に登った。
海に浸かってる鳥居、帰る時には引き潮になっていて、厳島神社の鳥居のすぐそばまで行けた。
鳥居から見る夕陽に感動したものです。
廿日市の由来は予想通り「市場」です。
毎月20日に市が立ったから。
簡単ですな。
とはいえ、20日というのは珍しい。
八日市、四日市、五日市ならよくあるが。
その理由はやっぱり厳島神社に関係がある。
厳島神社の大きな祭礼が20日と決まってたのでそれにあわせて市が立ったわけです。
これが鎌倉時代に始まったと判明してるので、史料で確認できる最古の市と言われてる。
ちなみに厳島神社から少し離れた場所に大元神社がある。
名前のごとく厳島神社よりもずっとずっと古い神社で、現在の厳島神社の前身はこちらと言われたりしてる。
この大元神社の御弓神事が毎年1月20日に開催される。
「百手祭」と呼ばれる。
読みは「ももてさい」
200本の弓を一手で二本射るので百手。
この神事が廿日市に繋がってるのかも?
大元神社から弥山まで登山道がある。
我が輩は前回ロープウェイで登ったが、今度行く機会があれば登山道を周回してみたいと思ってる。
行けるかな?
廿日市市は佐伯郡に属した。
本来は広島市佐伯区まで含む広大な地域だったが、後に東西に分割しこちらは佐西郡となった。
この佐伯という郡名は、厳島神社の神主家が由来と言われる。
現在も神主さんは佐伯さんです。
とはいえ、神主家の本来は藤原氏(中原氏)だったので地名の佐伯を取って佐伯氏と称したのではないか?と考える。
廿日市市には佐伯町があった。
佐伯郡の佐伯は「さえき」と読むが、佐伯町は町村合併で「さいき」と読むように改名された。
なぜなんでしょうか?
言い方の問題かな?
広島市佐伯区は「さえき」です。
区別するために「さいき」にしたのかな?
う~ん…
なお佐伯区には五日市町がある。
こちらは戦国時代からの市場なので廿日市よりは新しい。
佐伯と言えば、九州大分県の佐伯市が有名。
昔、佐伯城に登りました。
山頂に素晴らしい石垣群があり魅了されましたよ。
佐伯市の読みは「さいき」。
こちらも本来は「さえき」でした。
しかし、住民が「さいき」と訛るので市名の読みを「さいき」に改名した。
というわけで、廿日市市の佐伯町も同じく訛りを採用して「さいき」に改名したようですな。
ならば、広島市佐伯区の人はホントに「さえき」と言ってるのか?
日常の話し言葉では「さいきく」と呼んでるのではないだろうか?
じゃけえ、広島人に聞いてみたいじゃ。
はつか、じゃなくていつか、
現地に行って確かめてみたいじゃのう
明後日に続く
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
廿日市市と言えば、拳玉の発祥地です。
本来はフランスだが、現在のような形にしたのは廿日市市の木工所で製造したのが始まり。
「日月ボール」と名づけられた。
玉が日(太陽)、受皿が三日月形でこの名前に。
それはともかくとして
年末の紅白で例の歌手が毎年拳玉を披露してる。
誰も歌聞いてないから、あの人は「拳玉」の特別枠で出場したらどないでっしゃろ?
て、ダメかしら?
▲▼□■◇◆返信感謝△▲▼□■◇
☆パソコンひこにゃん様
Φ(*^ひ^*)Φ
年末特別警戒、昨夜無事に終わりました。
交通事故にあわなくて良かったです。
事故は基本的に過失だが、ひき逃げとなるとこれはもう犯罪!
容疑者は知らなかったとか言ってるそうだが、ありえない。
こういうやつは一生刑務所暮らしにすべし!
ひこにゃんを監視にするちゃん!
夜回りはコロナ禍ということで飲食宴会無し。
消防車の立ち寄りもなし。
参加者少なく、わずか4人での周回点検。
寂しいものでした。
寒い夜はやっぱり熱燗ですよね。
迎春松竹梅の瓶買ってきましたよ。
ただし、金粉入りは買わない。
金粉が喉につかえるので…
正月は、伏見の清酒で乾杯!
ですわ。
応援ありがとうございました。
▲▼□■◇▲▼□■◇▲▼□■◇
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
本年の配信はこれにて終了。
一年間おつきあいありがとうございました。
来年は元日の夜に配信する予定です。
ただし、酔いつぶれてなかったらの話ですが…
よいお年を!
馬《●▲●》助ヒヒーン♪
コメント
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