糸とんぼ

まなかいの　魂見失う　糸とんぼ
　　　　　　　　　　　　　　　issei

まなかいとは、目の前の事だが、近くの
緑地公園によく散歩に行っていた頃、
糸とんぼを見つけて、よく顔を近づけて
じーっと見ていたものである。

小さい頃、九州の田舎で見て以来だったので、
小ささもさることながら、懐かしさも相まって、
よく見詰めたものである。

ホバリングすると、透き通った翅が消え、
まさしく糸のような細い身体が宙に浮いてる
感じで、眼を細めたものだった。

しかし、まばたきした瞬間に、目の前
から消えたりするのだ。

それは、糸とんぼの幽けきたましいが、
かき消えるかのようだった…。

まなかいの　魂(たま)見失う　糸とんぼ

オミクロン&ワクチンフーガの行方

身内の4回目コロナワクチンに付き添った。

仕事関係の指定病院で、ファイザー製
である。廊下で待っていると、あっと
いう間に終わって出て来た。

ここはスペースが無いので、廊下で
10分待ってから、帰途に着いた。

私は、4度ともモデルナ製だったが、
身内は、4度ともファイザー製だっ
たのだ。

副反応は、我が家ではファイザー製
のほうが少なく、4度とも注射後の
痛みのみで、ケロリとしている。

ワクチンには、未だ懐疑的なものも
感じるが、我が家では、打つという
選択に決定しているので、腹を括って
いるのだ。

10月には、オミクロン対応のワクチンが
打てるというが、

※新たに導入するワクチンは、オミクロン
株の初期に流行した系統「ＢＡ・１」と
従来株の成分を組み合わせた「２価ワクチン」
と呼ばれるタイプ。

なのだそうだが、刻々と変化するワクチンに
どれくらいついていけるのか…その頃には
ケンタウロスに変わっているかも知れない。

確か、チラ…とどのような変化にも
対応のワクチンを開発していると
いう記事を目にしたような気がする
のだが…。

一刻も早く、”なんでも来い”ワクチンの
開発を望んで止まない。

無理かなあ…。

今日の一句

しじみ蝶　フーガの果ての　ニ別れ
　　　　　　　　　　　　　　　　　issei

俳句との出会い

このブログのつれづれに、我が拙句や
拙画を添えさせて頂いているが、
そも、俳句との出会いはどうだった
のか、又、絵を添える「はいまん彩」
なるものは、何ぞや…を、振り返ってみた。

いつも作品展示をする時に、感想帳の
そばに置いているコピーファイルが
あるので、それをアップロードさせて
頂きました。















と、まあこのような経緯なのですが、
「はいまん彩」と言われても、何それ？が
普通だと思うので、展示の時には必ずこの
ファイルを置かせて頂くことにしたのです。

ブログにUPするのは初めてなので、ちょっと
気恥ずかしいのですが、思えばこのブログ
でも、はいまん彩を掲示させて頂いているので、
ちょうど良い機会かな…とw

というわけで、今日の一句は、季節は違い
ますが、夢だけを追っかけていた

人に夢　はかないと読む　返り花
　　　　　　　　　　　　　　　issei

ゴッキー

夏はどうしても、昆虫が活発になるせいも
あるのか、昆虫を描きたくなって、描き始め、
やっと描き終わったところだ。

てんとう虫

ハンミョウ(みちおしえ)

キリギリス
思えば、昆虫というのと、虫、と言うのでは、
かなりイメージが違うw

例えば、ゴキブリなど、昆虫というより
「虫」のイメージだ。

蚊や蠅、然りだが、蚊と蠅は我が拙画に
描かれているのに、ゴキブリはさすがに
描く気はしないので、描いていないし、
描くことも、まあ…無いと思うw

正直、名前さえ呼ぶのもはばかれるので、
我が家では、ゴッキーと呼んでいる。

幸いなことに、我が家にはほとんど
出没しないので、助かっているが、
一度宅急便の荷物の中に紛れていて、
大騒ぎになったことがあるw

しかし、その存在感はシャレじゃ無いけど、
ムシできないようで、絵には登場しないが、
我が俳句には、登場している。

見え隠る　ゴキブリの背の　罪と罰
　　　　　　　　　　　　　　　　issei

ゴキブリよ　厨の秋を　鳴いてみな
　　　　　　　　　　　　　　　　issei
なーんて、妙に哀愁が漂う…w