例によって日曜日出勤で、焼却炉でのゴミ焼きだ。
ゴミを焼いてる間に又、雀ウオッチングすべく、
パン屑をまいた。
しかし前回同様雀が来ない。小一時間ほどして、やっと一羽
来たかと思うと、それっきり来なかった。
時折り近くにとまった雀を見ると、ふっくらと太っている。
そうか実りの秋で、食べ物が豊富なのかも…。
そこで雀ウオッチングをあきらめ、焼却炉の横が土手になっていて
その向こうに川がある。その土手は夏の間にきれいに
刈られていたが、早くも草が青々と茂り始めている。
そこで、この土手ウオッチングをすることにした。
この秋の深まり行く中に、いろんな昆虫がやってきた。
まず黄チョウが通りすぎていき、続いてモンシロチョウが
やってきて、花の蜜を吸っている。
モンシロチョウなど春早々に見る蝶なので、せいぜい夏まで
の蝶かと思っていたので驚いた。
やがてキタテハがやってきて、黄色い花に止まって蜜を吸っている。
その間にアオスジアゲハが通り過ぎていく。
しかしなんといっても一番多かったのはシジミチョウだった。
あっちこっちで例のごとく、2匹で輪を描きつつ草の間を飛び回っていた。
こうしてゴミ焼きの合間に、日がな一日昆虫ウオッチング。
その間にも、バッタ、天道虫、蜂、蜘蛛、など10種類を
越える昆虫を確認。そしてその土手の土中では、
姿は見えなかったが、一日中コオロギが鳴いていた。
昆虫も我々人間と一緒にこの地球で命をはぐくんで
いるんだなあ…とつくづく思うのだった。
しかしもう一つ何だか物足りない思いをしていると、
工場周りのコンクリートをよたよたと歩いている
カマキリを見つけた。後ろから近づいていって、
「オイ!」と声を掛けると、あの三角頭をクルリとこちらへ
向けた。そしてお尻のあたりをチョンとつつくと、サッと
鎌を振り上げた。そして私の指先の動きに合わせて
体をゆらした。指を引っ込めてカマキリから離れると
カマキリはしばらく身構えたままジッとしていたが、
その内よたよたと草の中に入っていった。
カマキリの呼べば小癪に振り返る
issei
空は雲一つ無い秋晴れで、こんな一日が過ぎていった。
ゴミを焼いてる間に又、雀ウオッチングすべく、
パン屑をまいた。
しかし前回同様雀が来ない。小一時間ほどして、やっと一羽
来たかと思うと、それっきり来なかった。
時折り近くにとまった雀を見ると、ふっくらと太っている。
そうか実りの秋で、食べ物が豊富なのかも…。
そこで雀ウオッチングをあきらめ、焼却炉の横が土手になっていて
その向こうに川がある。その土手は夏の間にきれいに
刈られていたが、早くも草が青々と茂り始めている。
そこで、この土手ウオッチングをすることにした。
この秋の深まり行く中に、いろんな昆虫がやってきた。
まず黄チョウが通りすぎていき、続いてモンシロチョウが
やってきて、花の蜜を吸っている。
モンシロチョウなど春早々に見る蝶なので、せいぜい夏まで
の蝶かと思っていたので驚いた。
やがてキタテハがやってきて、黄色い花に止まって蜜を吸っている。
その間にアオスジアゲハが通り過ぎていく。
しかしなんといっても一番多かったのはシジミチョウだった。
あっちこっちで例のごとく、2匹で輪を描きつつ草の間を飛び回っていた。
こうしてゴミ焼きの合間に、日がな一日昆虫ウオッチング。
その間にも、バッタ、天道虫、蜂、蜘蛛、など10種類を
越える昆虫を確認。そしてその土手の土中では、
姿は見えなかったが、一日中コオロギが鳴いていた。
昆虫も我々人間と一緒にこの地球で命をはぐくんで
いるんだなあ…とつくづく思うのだった。
しかしもう一つ何だか物足りない思いをしていると、
工場周りのコンクリートをよたよたと歩いている
カマキリを見つけた。後ろから近づいていって、
「オイ!」と声を掛けると、あの三角頭をクルリとこちらへ
向けた。そしてお尻のあたりをチョンとつつくと、サッと
鎌を振り上げた。そして私の指先の動きに合わせて
体をゆらした。指を引っ込めてカマキリから離れると
カマキリはしばらく身構えたままジッとしていたが、
その内よたよたと草の中に入っていった。
カマキリの呼べば小癪に振り返る
issei
空は雲一つ無い秋晴れで、こんな一日が過ぎていった。