はちみつごはん。

おいしいものと穏やかな時間が大好きなわたしの、大切な日々をつづっています。

はちみつきっちんでカステラ。

2009-03-30 | うちごはん。
まんまるい このこは スポンジケーキではありません



ということで。
話はさかのぼって土曜日。
夜中に思いついて『カステラ』を焼いてみました

生地は“はちみつ”と“みりん”が入っています
小麦粉じゃなくて、強力粉なところが ケーキとは違うかな?



薄暗いキッチンで ↑こそこそ作りましたの図。
(夜中にハンドミキサーをガーガーしたせいで、
 ママンが起きたそうですが・・・ごめん
眠い目をこすりながら(←自業自得)
それでも居間に漂う 甘い香りは至福です。

あ。カステラといっていますが
スポンジ型で焼いたので、丸ですけども・・・
角を切り落とせば 四角くなりますから
(ほんとは紙で型を作ることは挫折したの。。不器用で



ふわっふわで、でもしっとりで
なに味?って聞かれたら、
それはもぉ紛れもなく「カステラ

これ、すっごい自信作


手作りのカステラは 春のコンフィチュールとともに



添えたのは『ラ・ターブル』さんの「桜のコンフィチュール」
ミルクの甘さと、ほんのり感じる塩漬けの桜の味がとってもおいしい

      あぁ 幸せ

このコンフィチュール、もう1瓶あいてしまいます。。
また買ってきてもらわないと。
紅茶のコンフィチュールと同じくらい好きだ
カステラに合うったらないもの

さて。
大好きな春が近づいてきて とても気持ちがいい。
今日は仕事帰りに「ほんぽーと」に寄りました。

特定の 読みたい本がない時に、
ぼーっと本棚をみているのも好きだ。
数ある背表紙の中にに見覚えのあるタイトルを見つけて、
いろんなことを思い出すから。

今日は灰谷健次郎さんの『兎の眼』でした。

灰谷作品との出会いは 教育論のレポートを書くのに、
大学の図書館の 教育学の棚にある本をごそっと斜め読みしていた時。
数ある本にまぎれていた
灰谷さんの『教えることと学ぶこと』というエッセイだけは
斜め読みなんてとんでもない 引き込まれて、
結局レポートは書けずに読みふけってしまった。
(しかも 図書館で泣きました)

それから灰谷さんの作品を読み漁ったけど、
『兎の眼』は一番好きな作品で。

大学の陽射しをさえぎった図書館の空気と
あの時 作品から感じた“優しさ”を今日はふっと思い出しました。

そうそう。
『カステラ』にまつわる本といったら、
わたしは「ぐりとぐら」 そんなことも思いながら。