多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

作道さんの戦争体験を聞く会 (第1回)

2007-04-28 13:24:40 | 戦争体験

多摩平和イベント実行委員会からのお知らせです。

作道さんの戦争体験を聞く会 (第1回)

4月28日(土) 午後6~8時
 ベルブ永山3F講座室(京王・小田急永山駅歩2分)

 作道好男さんは91歳。1937(昭和12)年、盧溝橋事件(「日支(日華)事変」)の直後に召集され中国へ。揚子江をさかのぼった所にある九江で船から降り、「武漢作戦」に参加、その後「北支」(中国北部)に向けて行軍。当時の日本の中国侵略の模様を伝えてくださる貴重な語り部!


※お話は重厚ですが気楽な会なので、夕食用におにぎりなどをおもちくださってけっこうです。小中学生歓迎!夏休みの自由研究の先取りに・・・

盧溝橋事件とは・・・・

北京郊外の河にかかる盧溝橋で、夕方から日本軍が始めた軍事演習が10時に終了した直後、誰が発砲したかわからない銃声が響き、一人の日本軍兵士が姿を消した。このことをきっかけに日本軍が中国に攻撃を始めた(この日本軍兵士はわずか20分後に隊にもどってきた)。日本政府はこの事件を対中国全面戦争に拡大させる意図はなかったが、内戦状態にあった国民党と共産党が日本という共通の敵に対抗するため協力関係に立つことを成功させたため、中国の抵抗は日本の予想を超える根強いものになり、以後対中国戦は泥沼に陥った。このことは1941年の真珠湾攻撃という新たな誤りにつながることになった。
               

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