多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

ミャンマー軍事政権の弾圧に断固抗議する

2007-09-28 00:30:11 | アピール
 新聞報道に寄れば、ミャンマー軍事政権は僧侶を中心とする民衆のデモを軍事力で制圧しようとしている。27日には、現地で取材に当たっていた日本のジャーナリスト、長井健司さんが亡くなるという悲劇が発生した。僧侶、市民らも軍の発砲により多数、負傷したとの報道もある。
 強権的な政府を打倒し、民衆主体の政府を求めるミャンマー市民の勇気ある行動を断固として支持する。僧侶たちの行動により、軍事政権の圧制に苦しみ、恐怖を感じていた市民たちも立ち上がっている。
 長井さんは、そうした状況を取材中に軍の発砲により、殺されたことは間違いない。中東での取材経験も豊富とのことだったが、ミャンマー入国は今回が初めてだったという。
 また、日本で暮らすミャンマー人ら約200人が27日、東京都品川区のミャンマー大使館前に集まり、反政府デモへの弾圧に抗議した、との報道もあった。
 ミャンマーでは、かねてより軟禁中のアウン・サン・スー・チーさんとの連携も出てきたことから、大衆的な広がりを恐れ、軍事政権が強権的な弾圧に出たのだろう。
 ミャンマー軍事政権は直ちに市民に対する弾圧を止め、政権を市民の手に渡せ。
民衆に銃口を向ける軍事政権の横暴を私たちは絶対に許さない。
 長井さんの冥福をお祈りする。
 そして犠牲となった多くのミャンマー市民に哀悼の意を表する。

 
 
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