多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

イラク戦争で米国兵士たちが見たもの

2005-12-17 23:14:52 | イラク戦争
 本当に、寒くなりました。
 さて、12月19日(月)午後7時からベルブ永山科学室で、本年最後の実行委員会を開催します。お友達もお誘いあわせのうえ、ご出席ください。
 当日は、11.23の反省とこれからのスケジュールについて意見交換します。

 毎日、耐震偽装問題や子どもをめぐる残虐な事件の報道が相次ぎ、明るいニュースがあまりなく、気がめいるばかりの毎日です。
 ブッシュ大統領はイラクに米軍を差し向ける動機となった情報、いわゆる大量破壊兵器のことですが、これは誤りの情報だったことを認めました。しかし、開戦したことについては、非がないとしています。小泉首相も、これを追認しています。

 ニッポンは一体、どこに向け走り出しているのでしょう。
 東証では、勘違いというか現場のミスにより、そのミスを好機とばかり、一瞬のうちに何億もの利益をあげた青年がいたとか。証券会社に到っては、何百億の利益ですから。どなたかが火事場泥棒と称していましたが、モラルはないのでしょうか。どのような手法でもよい、勝ち組に入ればいい、そんな政治・経済・社会の現状に怒りを覚えます。

 話を戻しますが、民主党の前原代表にいたっては、安部官房長官より、タカ派的発言を行っています。イヤー参りました。中国に脅威を感じるとの発言。本気で憲法改正に向けた大連立を考えているのでしょうか。

 ブログを見ていましたら、米国の犯したイラク戦争の写真を見ることのできるサイトがありましたので、アドレスを紹介します。

http://iraq-kill-maim.org/



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ブッシュ大統領、イラク戦争の機密情報間違い認める

2005-12-16 00:31:10 | イラク戦争
 ブッシュ大統領は、追いつめられているようです。12月14日、旧フセイン政権の大量破壊兵器の情報は間違いだったことを初めて認めました。しかし、同時に「イラク戦争に踏み切った決断に責任を持っている」と開戦の決断は正しかったと強調しています。日本政府も「イラクが大量破壊兵器を持っていると米政府が考える合理的理由があった」とし、「イラク攻撃への日本の支持について言えば合理的な判断だったと思う」(安部官房長官)と述べています。誤情報によって、イラクでは命を落とさなくてもよい多くの子供たちの命が奪われました。国連でしなくてもよい議論を重ね、日本は自衛隊の派遣にまで踏み切ったのです。
 パウエル前国務長官も、かつて、国連で行った大量破壊兵器をイラクが隠し持っていることを前提とした演説について、禍根を残したと弁明しているほどです。
ブッシュ大統領の誤った決断により、大量の劣化ウラン弾がイラクに落とされ、いまなお、多くの人々が、白血病等で苦しんでいます。一体、誰が責任をとるというのでしょう。
 
 さて、12月19日(月)午後7時から、年内最後の実行委員会を開催します。場所は、ベルブ永山科学室です。11.23の反省と今後の予定を検討します。
お集まりください。

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