多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

7.19多摩市平和展 石川文洋さん講演会 「戦場カメラマンの証言--戦争とは何か」

2009-06-30 00:04:52 | 戦争体験
多摩市平和展 
 2008年7月18日(土)から7月26日(日)までパルテノン多摩特別展示室・市民ギャラリーで開催(京王相模原線・小田急多摩線多摩センター駅下車徒歩5分)

主催 多摩市 多摩市・平和展市民会議

 今年も、多摩市では7月、戦争を再び繰り返さぬための平和啓発事業を行います。多摩平和イベント実行委員会も協力しています。私たちが主体的に担っているプログラムは次の通りです。是非お集まりください。

写真が伝えた戦争-日中戦争から朝鮮戦争まで

 今回、展示する写真は、ロバート・キャパなど海外のジャーナリストや軍関係者が戦争をファインダーで残した貴重な歴史的記録です。1931年の満州事変から中国大陸での戦線拡大。その後、真珠湾攻撃から太平洋戦争へと戦火はアジア全域に。そして占領下の日本と朝鮮戦争。国内では未公開の写真も多く、戦後60年の2005年に日本新聞博物館で写真展を開催し、注目を集めました。共同通信社が戦後60年のメモリアル事業としてデイリーニューズ社所有の約3万点の写真を入手し、日本新聞博物館に寄託したものです。「多摩市平和展」では、そのうちの約200点を展示します。

日時 7月19日(日)午後4時から6時まで。
場所 パルテノン多摩第一会議室

講師 石川 文洋 さん (報道カメラマン)
「戦場カメラマンの証言-戦争とは何か」

 1938年 沖縄県那覇市首里に生まれる。1965年フリーのカメラマンとして南ベトナムの首都サイゴンに滞在。1969年から朝日新聞社カメラマン。1984年からフリーカメラマン。著書に「写真記録ベトナム戦争」「戦場カメラマン」「戦争はなぜ起こるのか」「ベトナム報道35年・戦争と平和」「沖縄の基地とアメリカの戦争」など。現在、長野県諏訪に在住。
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今年の2009夏の映画は「沈黙を破る」を上映 多摩平和イベント

2009-06-02 00:51:24 | パレスティナ
 30日、「沈黙を破る」の監督であり、ジャーナリストの土井敏邦さんに会ってきました。明治大学リバティタワーで開かれた「沈黙を破る」元将校ノアム・ハユット氏--来日・緊急報告会--です。シグロの西さんにも会えました。
 ちょっと報告しますね。
 会場は正直えっと思うほどの人々の熱気でムンムン。約200人もの人々でギッシリ。若い人々の多さに二重にビックリ。「沈黙を破る」は、イスラエル軍に徴兵された元兵士たちがまさに名前の通り、イスラエル軍の行っていることは、平和に逆行する、と作り上げたNGO。ノアムさんからは、日本では初めての上映となるガザの検問所の光景を撮影した軍部内のビデオを公開し、イスラエル占領地で日常となっているイスラエル軍によるパレスチナ人に対する人権意識の無い取り締まり行為の実態が披露されました。
 兵士のほとんどは20代前後。若く恐怖感が先行する余り、通行証を持たずに通過しようとするパレスチナの人々を暴力で押さえつけようとするさまを実写フィルムで見ることが出来ました。
 土井さんからは、ガザでの無差別攻撃で無抵抗の地域の人々や女性・子どもたちが次々に銃殺されたフィルムを見せ、ホロコーストを経験したユダヤの人々が、なぜ、このようにナチスにやられたことをパレスチナの民にしているのか、ノアム氏に問いただしていた。土井さんは、2008年12月からのイスラエルのガザへの攻撃で1万人を越えるひとびとが亡くなり、この中の瀕死の中で一命をとりとめたアマルちゃん(9歳)の救援を呼びかけています。
 イスラエル兵によって無抵抗の父親を殺され、ミサイル攻撃で家ごと破壊され、4日後に瓦礫の山の中から奇跡的に助けられました。しかし、爆発時の破片が脳内に残り、現地では手術できない状態にいます。体の麻痺状態もあり、国外での手術が必要な状態。カンパを募っています。詳細は下記の京都新聞の記事を参照してください。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009042200042&genre=K1&area=K1D

 多摩での上映と講演は実現しようという方向です。昨年のNAKBAがあったからこそ、今回の上映があると思います。
 シグロサイドで自主上映への対応が決まり次第、次回実行委員会を開催します。
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