多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

水上勉原作「釈迦内柩唄」 多摩公演は3月10日 パルテノン多摩で

2009-02-28 22:49:26 | イベント

有馬理恵さん主演の水上勉原作「釈迦内柩唄」の多摩公演は3月10日(火)です。

午後2時と午後7時の2回、パルテノン多摩小ホール(京王線・小田急線多摩センター駅下車)で上演します。

前売り3000円、当日3500円です。

チケットは多摩平和イベント実行委員会でも扱っています。是非、ご覧ください。

心ゆさぶる コスモスの詩
わけへだてなきやさしさと勇気
時代に問いかける人間賛歌・水上勉の世界

 釈迦内は秋田県の花岡鉱山の近くの在所の地名。その地で親の代から死体焼場の実家を引き継ぐことになった末娘・ふじ子の物語。その仕事ゆえに忌み嫌われ、蔑まれる家族、そこには家族の深い絆と愛情、わけへだてない、人間に対するやさしさがありました。酒を飲まずにはいられなかった父、その父が畑いっぱいに育てたのは人の灰で育ったコスモスだった。人の顔かたちが違うように、コスモスの花もまた、ひとつひとつ違って風に揺られて咲いている。

 父・弥太郎が死んだ日、娘・ふじ子は父親を焼くカマの掃除をしているところから幕があきます。ふじ子の胸にさまざまな家族の思い出がよみがえります。二人の姉のこと、母親のこと、そして、憲兵に殺された雀さんを焼かなければならなかった日のこと・・・

 コスモス畑を抜けて馬車の鈴の音。いつもは棺桶を運んでくる馬車が、今日は姉さんたちを乗せてくる。家を離れて遠くに暮らす姉たちが帰ってくる。お父を弔うために・・・・・・。

詳細は下記をご覧ください。


連絡先/『釈迦内柩唄』を観る会事務局
042-371-9171(遠藤)

http://shakanai.exblog.jp/

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1 コメント

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お待ちしております! (えりまりあ)
2009-03-08 19:05:27
いよいよ、明後日が『釈迦内柩唄』多摩市公演の本番です!!
まだ、座席が空いております。
どうか、周りの方々をお誘いあわせの上、多数ご参加下さいますよう、心よりお待ちしております。
「一本の芝居が人間を動かし、世の中を動かす力になる!!」と言えるほどの芝居です。
『釈迦内柩唄』ふじ子役、有馬理恵より
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