11月21日から第19回映画祭TAMA CINEMA FORUMが多摩市で開催されます。
今年も、楽しい映画、珍しい映画、マイナーだけどピリッとした映画、アジア・アフリカの新鮮でブルっとする映画、多くのゲストも迎え、盛大に開かれます。
*TAMA映画賞の大いなる可能性!
今回から「TAMA映画賞」を創設し、パルテノン小ホールで授賞式を行ないます。
この映画賞は、国内でもっとも早い時期に与えられる賞となり、
国内映画賞レースの幕開けとして認知をされるよう、継続をめざします。
多摩から、映画ファンの視点で劇場公開作にたいして表彰することで、
地域と映画界のつながり、地域での映画ファン同士の交流、
映像をきっかけとした地域の活性化にもつながります。
多摩市、多摩地域において大きな可能性がある催しです。
*TAMA NEW WAVEからTAMA映画賞受賞へ!
第2回TAMA NEW WAVE(01年)でグランプリの深川栄洋監督が
TAMA映画賞2009で最優秀新進監督賞(『60歳のラブレター』)。
未公開作品を対象としたコンペティションで過去グランプリに輝いた監督が
着実に実力をつけ、メジャー作品を手がけるまでになりました。
蛇足ですが、今月の「日経エンタテインメント!」の特集「映画を動かす100人」で、深川監督が堤幸彦監督と並び、注目の監督、第1位に選出されています。
第19回映画祭TAMA CINEMA FORUMを迎えます。
19年という歳月は、非常に長い時間であります。それとともにあっという間に過ぎた時間でもあります。1991年に生まれた子が小・中・高校を経て大学生になる歳月。社会的にもさまざまの変化があった20世紀から21世紀への時間。そのなかで普通の市民が集まってこの映画祭とともに育ち、世界の変動、経済の荒波にもまれながら生きてきた時間でもあります。ボランティアとして集まってきた学生、教師、サラリーマン、主婦……さまざまの階層や年齢の人が毎年、壁にぶつかりながら、生き、育ってきた映画祭です。
今年はメイン会場であったやまばとホールが使用できなくなり会場の減少という物理的制約のなかで、色々な分野における変化に富む多くの作品を、できるだけ紹介しようと努めました。その運営がうまくいくかどうかはわかりません。今後持続できるかどうかの問いを背負いながら、手さぐりで作ってきたのが今年の映画祭です。
新人監督発掘という「TAMA NEW WAVEコンペティション」に引き続き本年から、「TAMA映画賞」を発表いたします。観客の立場から、日本映画とどう関わっていくのか。上映する場を提供し、制作に携わった人びととの交流のなかから、映画という娯楽を、文化として認識していくなかで新しい文化の創造に参加できないかという思いがあります。
私たちの映画祭は、国の芸術文化振興基金、多摩市、多摩市教育委員会、多摩市文化振興財団をはじめ、多くの企業からの協賛、協力をいただいております。忘れてならないことは、多くの市民からのサポートによって支えられているということです。経済的な面や労力の提供などいろいろな形で出来上がっているのです。そして何よりも、皆さんが観客として参加してくださることで私たちの映画祭は成立します。この1年、準備に明け暮れた実行委員会の委員の活動にも目を注いでください。若さと活気に満ちています。ボランティアといいながらもそのエネルギーは、メールやインターネット上でもあふれています。日常の活動のなかでも、手作りの映画祭のにおいがいっぱいです。
変化しながら持続する。19年という時の積み重ねに、若い委員たちのエネルギーを生かしたい。そのなかで映像文化を育てていく。
それが私たちの願いです。
TAMA映画フォーラム実行委員会
委員長 水野信利
http://www.tamaeiga.org/modules/tinyd1/rewrite/tc_19.html
今年も、楽しい映画、珍しい映画、マイナーだけどピリッとした映画、アジア・アフリカの新鮮でブルっとする映画、多くのゲストも迎え、盛大に開かれます。
*TAMA映画賞の大いなる可能性!
今回から「TAMA映画賞」を創設し、パルテノン小ホールで授賞式を行ないます。
この映画賞は、国内でもっとも早い時期に与えられる賞となり、
国内映画賞レースの幕開けとして認知をされるよう、継続をめざします。
多摩から、映画ファンの視点で劇場公開作にたいして表彰することで、
地域と映画界のつながり、地域での映画ファン同士の交流、
映像をきっかけとした地域の活性化にもつながります。
多摩市、多摩地域において大きな可能性がある催しです。
*TAMA NEW WAVEからTAMA映画賞受賞へ!
第2回TAMA NEW WAVE(01年)でグランプリの深川栄洋監督が
TAMA映画賞2009で最優秀新進監督賞(『60歳のラブレター』)。
未公開作品を対象としたコンペティションで過去グランプリに輝いた監督が
着実に実力をつけ、メジャー作品を手がけるまでになりました。
蛇足ですが、今月の「日経エンタテインメント!」の特集「映画を動かす100人」で、深川監督が堤幸彦監督と並び、注目の監督、第1位に選出されています。
第19回映画祭TAMA CINEMA FORUMを迎えます。
19年という歳月は、非常に長い時間であります。それとともにあっという間に過ぎた時間でもあります。1991年に生まれた子が小・中・高校を経て大学生になる歳月。社会的にもさまざまの変化があった20世紀から21世紀への時間。そのなかで普通の市民が集まってこの映画祭とともに育ち、世界の変動、経済の荒波にもまれながら生きてきた時間でもあります。ボランティアとして集まってきた学生、教師、サラリーマン、主婦……さまざまの階層や年齢の人が毎年、壁にぶつかりながら、生き、育ってきた映画祭です。
今年はメイン会場であったやまばとホールが使用できなくなり会場の減少という物理的制約のなかで、色々な分野における変化に富む多くの作品を、できるだけ紹介しようと努めました。その運営がうまくいくかどうかはわかりません。今後持続できるかどうかの問いを背負いながら、手さぐりで作ってきたのが今年の映画祭です。
新人監督発掘という「TAMA NEW WAVEコンペティション」に引き続き本年から、「TAMA映画賞」を発表いたします。観客の立場から、日本映画とどう関わっていくのか。上映する場を提供し、制作に携わった人びととの交流のなかから、映画という娯楽を、文化として認識していくなかで新しい文化の創造に参加できないかという思いがあります。
私たちの映画祭は、国の芸術文化振興基金、多摩市、多摩市教育委員会、多摩市文化振興財団をはじめ、多くの企業からの協賛、協力をいただいております。忘れてならないことは、多くの市民からのサポートによって支えられているということです。経済的な面や労力の提供などいろいろな形で出来上がっているのです。そして何よりも、皆さんが観客として参加してくださることで私たちの映画祭は成立します。この1年、準備に明け暮れた実行委員会の委員の活動にも目を注いでください。若さと活気に満ちています。ボランティアといいながらもそのエネルギーは、メールやインターネット上でもあふれています。日常の活動のなかでも、手作りの映画祭のにおいがいっぱいです。
変化しながら持続する。19年という時の積み重ねに、若い委員たちのエネルギーを生かしたい。そのなかで映像文化を育てていく。
それが私たちの願いです。
TAMA映画フォーラム実行委員会
委員長 水野信利
http://www.tamaeiga.org/modules/tinyd1/rewrite/tc_19.html
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