多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

映画『パレスチナ1948・NAKBA』 8月9日、多摩で上映

2008-06-28 23:32:21 | パレスティナ
映画『パレスチナ1948・NAKBA』を8月9日(土)に東京・多摩で上映します。

●NAKBAとは●
1948年5月14日、イスラエルが誕生し、パレスチナ難民が発生した。この事件をパレスチナ人はNAKBA(大惨事)と呼ぶ。この年、400以上もの村々が消滅、廃墟となった。故郷を追われた人々のほとんどは、難民キャンプでの生活を強いられている。その過去を知らないキャンプ二世、三世が生まれ、増え続けている。そして、いまなお、パレスチナ人が暮らす場所を破壊し、追放する動きは続いている。

●制作・監督は広河隆一さん●
ここに一人の日本人フォトジャーナリストがいる。現在、報道写真月刊誌「DAYS JAPAN」の編集長を務め、数々の戦場を取材し続けてきた、広河隆一。「被害者側にどんなことが起こっているのか。それを調べ、伝えるのがジャーナリストの役割」を信念とする彼は、40年間パレスチナを追い続けてきた。その間に撮りためてきた写真は数万枚、映像は千時間を越える。しかしその多くが、マスメディアでは様々な限界にぶつかり、未発表のままだった。「このまま眠らせてはいけない」。その貴重な映像を「映画」として発表するため、2002年、一般の有志による『1コマ』サポーターズが発足。フリージャーナリストとして活躍する広河を支援し、ついに2008年、長編ドキュメンタリー映画『パレスチナ1948・NAKBA』が完成する。 今から60年前、1948年に一体何が起こったのか。廃墟と化し地図から消えていった村々の徹底した取材によって、隠され続けた歴史がいま、姿を現す。


多摩市立公民館(ベルブ永山)5階 ベルブホール
①11時~13時45分(上映終了後13:15~トーク)   
②15時~17時30分(トーク終了後15:20~上映)
※ トーク: 製作(『1コマ』サポーターズ) 森沢 典子

鑑賞券〈7/5より販売予定〉
 前売券 大人1000円 / 18才以下500円  
 当日券 200円増(残席が ある場合のみ)   

販売場所
多摩センター:福祉ショップきずな/永山:ベルブ永山3Fは
らっぱ内あしたや/聖蹟桜ヶ丘:ヴィータ7F「風」

主催・問合せ:多摩平和イベント実行委員会 
       090-1107-8264
後援:多摩市教育委員会〈申請中) 協力:たえのは
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沖縄戦から63年目 沖縄慰霊の日 7月に地元新聞社の写真展を多摩市で開催

2008-06-23 21:54:59 | 沖縄
沖縄戦から63年目 沖縄慰霊の日 7月に地元新聞社の報道写真展を多摩市で開催

 7月19日から27日まで東京都多摩市で「第17回多摩市平和展」を開催します。今回は、漫画家・作家たちの絵手紙「私の八月十五日展」がパルテノン多摩市民ギャラリー(京王線・小田急線多摩センター駅下車)で開かれます。あわせて、沖縄以外では始めての写真展が開催されます。沖縄タイムス社による「ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡」というテーマの報道写真展です。20日には沖縄タイムス社論説委員長を招いての講演会も開催されます。この企画は多摩平和イベント実行委員会の企画です。

●ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡●

 沖縄で一貫して住民の視点で報道してきた沖縄タイムス社は2008年7月、創刊60周年を迎えました。これを記念し、戦後60年の世相・歴史を写真で綴る「データアーカイブ あんやたん写真展」を沖縄各地で開催しています。10月までに戦後各年代を振り返るという息の長い企画です。同社の協力により沖縄県以外では初めての公開写真展を多摩市平和展で開催することになりました。
 敗戦、米軍支配下の沖縄、祖国復帰運動、基地と民衆の生活など沖縄タイムスのカメラマンたちが事件・事故、世相を追った迫真の写真の数々。何千枚もの報道写真の中から特に「基地と沖縄」に関わる約80点の写真を特別展示します。「あんやたん」とは、「そうだったなぁ」という意味(ニュアンス)です。

●沖縄タイムス記者の証言-基地と沖縄●
  講師 長元 朝浩 さん(沖縄タイムス社取締役論説委員長)

 悲惨な地上戦闘となった沖縄戦。集団自決の悲劇。米軍占領下の沖縄。祖国復帰運動。ベトナム戦争・イラク戦争など兵站基地沖縄。同時に珊瑚礁に囲まれ、若者文化の源泉でもある沖縄。講師は地元の沖縄タイムス社で記者として活躍し、現在は論説委員長として健筆をふるっているジャーナリストです。

多摩市平和展

日時 7月19日から7月27日まで
場所 パルテノン多摩市民ギャラリー(京王線・小田急線多摩センター駅下車)
内容 漫画家・作家たちの絵手紙「私の八月十五日展」
   ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡など
主催 多摩市・多摩市平和展市民会議

日時 7月20日(日)午後4時
場所 パルテノン多摩第2・3会議室(京王線・小田急線多摩センター駅下車)
内容 沖縄タイムス記者の証言-基地と沖縄
主催 多摩市・多摩市平和展市民会議

多摩平和イベント実行委員会は多摩市平和展市民会議のメンバーです。
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7月20日 沖縄タイムス記者の証言--基地と沖縄

2008-06-22 00:50:16 | 沖縄

 7月19日から27日まで東京都多摩市で「第17回多摩市平和展」が開催されます。今回は、漫画家・作家たちの絵手紙「私の八月十五日展」がパルテノン多摩市民ギャラリー(京王線・小田急線多摩センター駅下車)で開かれます。あわせて、沖縄以外では始めての写真展が開催されます。沖縄タイムス社による「ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡」というテーマの報道写真展です。20日には沖縄タイムス社論説委員長を招いての講演会も開催されます。この企画は多摩平和イベント実行委員会の企画です。

●ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡●

 沖縄で一貫して住民の視点で報道してきた沖縄タイムス社は2008年7月、創刊60周年を迎えました。これを記念し、戦後60年の世相・歴史を写真で綴る「データアーカイブ あんやたん写真展」を沖縄各地で開催しています。10月までに戦後各年代を振り返るという息の長い企画です。同社の協力により沖縄県以外では初めての公開写真展を多摩市平和展で開催することになりました。
 敗戦、米軍支配下の沖縄、祖国復帰運動、基地と民衆の生活など沖縄タイムスのカメラマンたちが事件・事故、世相を追った迫真の写真の数々。何千枚もの報道写真の中から特に「基地と沖縄」に関わる約80点の写真を特別展示します。「あんやたん」とは、「そうだったなぁ」という意味(ニュアンス)です。

●沖縄タイムス記者の証言-基地と沖縄●
  講師 長元 朝浩 さん(沖縄タイムス社取締役論説委員長)

 悲惨な地上戦闘となった沖縄戦。集団自決の悲劇。米軍占領下の沖縄。祖国復帰運動。ベトナム戦争・イラク戦争など兵站基地沖縄。同時に珊瑚礁に囲まれ、若者文化の源泉でもある沖縄。講師は地元の沖縄タイムス社で記者として活躍し、現在は論説委員長として健筆をふるっているジャーナリストです。

多摩市平和展

日時 7月19日から7月27日まで
場所 パルテノン多摩市民ギャラリー(京王線・小田急線多摩センター駅下車)
内容 ドキュメント基地と沖縄-報道写真で綴る60年の軌跡など
主催 多摩市・多摩市平和展市民会議

日時 7月20日(日)午後4時
場所 パルテノン多摩第2・3会議室(京王線・小田急線多摩センター駅下車)
内容 沖縄タイムス記者の証言-基地と沖縄
主催 多摩市・多摩市平和展市民会議
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中国残留邦人 鈴木則子さん のお話を聞く会 盛会でした

2008-06-03 01:11:37 | 戦争体験
2008年5月31日に多摩市永山の公民館で開催しました鈴木則子さんのお話を聞く会は、とても雰囲気のいい集まりになりました。
お越しいただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。

予想を越える、会場いっぱいの50人もの皆さんにお集まりいただきました。
憲法ミュージカルの会場で。週刊金曜日で見て。ブログを見て。

何と言っても、今回の企画を実現にこぎつけた実行委員のお力が大きかったと思いますが、後半の懇親会では、手作りのパン・クッキーとお茶をいただきながら、鈴木さんや会場にいらした皆さんのお話を伺うことができました。

会場には、中国残留邦人の方や満豪開拓義勇軍に参加した方、中国帰還者の方、またドイツからの留学生など、実に多くの方々が参加されておられました。

鈴木さんからは、1943年に満州に渡った当時の家族のこと、国民学校で代用教員を勤めていたときのこと、ソ連軍が侵攻し、関東軍は先に逃げ出し、残された開拓団の言語に絶する満州での逃避行、筆舌に尽くしがたい、数々の体験を話していただきました。中国の農民に助けられ、侵略者としての汚名を着せられながらも、生き抜いた日々。鈴木さんを救った中国の農家の御子息と結婚するも、ご主人は関東軍に強制連行され、ソ満国境で塹壕堀に従事されており、なぜ、自分が憎き日本人の女性と結婚しなければならないのか、と、家庭の中と中国社会の中で侵略した日本と国家に代わり謝罪した日々のことなど、涙なくして聞けないお話ばかりでした。
文化大革命当時、落書きの犯人は反革命の母親だと言われ、気丈な娘さんは最後まで母親のことを守り抜いた話など、他で伺えない貴重なお話もありました。

 多摩平和イベント実行委員会では、これからも「国家」の犯罪と「戦争」の悲惨さを、体験された皆さんからの証言を伺う機会を設けていきたいと考えています。

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