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キャッスル3 ~殺人マジック 

2013-01-20 02:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 マジック道具を売る店の店主、ザルマン・ドレイクが殺された。
 マジック用の水槽に逆さすりにされ死体が入っていた。

 溺死ではなく、窒息死だ。殺された後、水槽に入れられた。

 水槽にはザルマンドの指紋しかなく、遺書があったが、それには指紋がべたべたあった。

 ザルマンドはマジシャンになっても1流になれた。しかしならなかった。

 ザルマンには2人の怪しい人物がいる。

 1人は、ザルマンの怒りを買って追放されたチャールズ・チャック。
 そしてもう1人は売れっ子スターのストレンジだ。

 遺書にあった指紋はチャックのものだ。それはブラックライトで照らさないと書かれているのが判らない。爆薬を手に入れるよう頼まれていたという。それを白紙の紙と思った犯人が遺書にした。

 ストレンジはNYのマジックをけん引していたのは彼だし、いろいろ道具を作ってもらっていたが、それはそれで恨みはないと言った。

 そして、作業場にしょっちゅう出入りしていたザルマンの作業場に、ザルマンが現れた。

 これぞ、マジック!と感心したのもつかの間、ザルマンは双子で兄弟のエーマン・ドレイクだった。
 ザルマンは近々50万の金が入るから、それを処理してほしいと言っていたらしい。

 そして車椅子の後がある。

 マグネスという老人のもので、ザルマンはテクニカルなものを作ろうとしていた。それがあれば遠隔操作で音を鳴らしたり、スイッチを入れたりできる。
 そしてザルマンは人を殺すと言っていた…らしい。


 ところでキャッスルは元妻で、恋人で、編集者のジ―ナと新聞に載るほどの喧嘩をしていた。
 喧嘩が多いのが喧嘩の原因だという。
 しかし母親に問い詰められ、お互い愛し合ってないのを認めないといけないと思ったと言った。

 少し液体がザルマンの身体から出てきていた。それは飛行機にも使うものだ。

 クリスチャン・ダールが海の上で爆発していた。

 残っていたビデオに業者の格好をしたザルマンがいた。

 結婚をしていたナオミ・ウエスタン・ダールが怪しい。
 婚前契約で浮気をしていたら、遺産はでないという約束を交わしていた。


 でもナオミは口座を凍結されていた。巨額の詐欺を働いていたからだった。証券取引委員会から凍結されていた。

 遠隔操作の装置はで爆発させるためのものではなく、それは…飛行機を遠隔操作していたものだった?

 姿を消すなら、マジックで?


 ダールは目立ちがりで、オカルトが好きだった。だったら自分の葬式にでないはずがないと、罠を張る――。

 最後は双子マジックで犯人を落とす?

スマッシュ ~ゴジップガール

2013-01-19 21:56:44 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ミュージカルなのに歌えないマリリン役の映画スター、レベッカ。

 演出に口は出してくるし、歌も台詞にしようと言い出しし…(と実話でも、シーンが飛んだり、丸々シーンが変わったりすることが、ある?)

 挙げ句に舞台監督にスムージーの作り方の指導を始め、稽古時間を大幅に遅らせる。

 もうすぐ、テクニカルリハーサルがあるから、みんなピリピリだ。


 そんな中、レベッカは代役のカレンを気にいり、あちこち連れ回す。レベッカはカレンをスターにしたいのだ。

 ゴシップ誌に、レベッカの新しい彼女?と書かれる始末だ(あっちでゲイの噂が立つのは1流の証拠だそうだ)
 そして、いい服をくれて、デーヴと付き合ってることも、男は障害よと言い放つ。

 
 そんな時脚本家の息子・レオが行方不明になる。NYで少年少女がいなくなるのはとても危ないことだそうだ。
 探し回る、脚本家のジュリアと夫。ゾーンの所にいる、仲がいいと聞き訪ねて行くが、彼は知らないの一点張り。

 スムージー問題も解決へ向かい、歌えないレベッカの代わりにマリリンの分身が、数人で歌う方法がとられて行く。

 けれど、お気に入りのカレンをレベッカは押す。

 当然面白くないのは、マリリン役に1度決まっていたアイビィーだ。
 カレンにジュリアが風邪で倒れたから、あなたの出番はないと、嘘メールを流し、その間にアイビューが代わりを務める。

 ここまで行くと誰を信じていいか判らない世界だな。

 そして演出家のデレクの怒りは爆発。

 レオはゾーンの所におり、ジュリアは怒りで彼を脅して息子を帰らせるようにする。


 インド料理店で、インド舞踊まで飛び出し、この番組にでる出演者は全員踊れないといけませんね。


 そして、お騒がせスターのレベッカが嘘メールで返されたアイビューの歌を聞きまた何かいいだした…。

 


 次回、波乱の前夜、だそうだ。

 波乱だろう~。

 スターはスターの立場があるけど、それをコントロールするのは大変だわね。

ウォッカは子犬の生命を救う

2013-01-19 19:56:26 | ニュース
 豪、ビクトリア州に住む女性が生後10週目の子犬に自動車の不凍液をうっかり飲ませてしまったそうだ。

 飲ませたって言うか、勝手に舐めちゃった。

 メスのアメリカン・スタッフォードシャー・テリア犬をクリスマスにもらい、クレアと名付け大事にしていたのに、うっかりが起きてしまった。
 
 足がふらつき始め、目も充血し、食べ物も食べない状態にエチレングリコールの中毒症状を起こした可能性がある。このまま放っておくと肝不全になってしまう恐れがあるそうだ。

 犬でも猫でも身体が小さいから人間だったら大した量じゃないくてもえらい大量な量になってしまうことがある。
 うちも猫にちくわをあげていたが、それでも人間が食べても普通の塩分でも、猫が食べると凄い塩分になると言われたことがあり、ちくわはご法度となったくらいだ。

 獣医に連れて行き症状を話したところ…3キロの子犬ならアルコールが解毒剤になるとウォッカを飲ませようとしたらしい。

 そ、そんなことで治ってしまうの?

 でもちょうど病院に無かったので、看護師がプレゼントでもらったウォッカを提供したそうだ。

 凄い連係プレーと言えばそうだが…。


 それでも鼻からチューブで3日に渡り、少しずつ流し込んだそうだ。それで中毒症状が止まったそうだ。

 使ったウォッカはボトル半分くらい。

 当然酔っていたそうだ。

 そうだよな~。ウォッカだもんな。



 クレアはもう元気にしてるそうだ。


 酒は百薬の長とも言うけど、こういう使い方があるとは…。


 間違っても飲みたいだけで「これは治療なんだ」なんて言い訳はしないでくださいね。


「善徳女王」盗作騒動に幕

2013-01-19 15:00:00 | ニュース
 知らんかったが、3年間「善徳女王」は盗作かどうかで裁判してたそうだ。

 43,6%で歴代ドラマ視聴率10位となっていたそうだが、裁判所は盗作と判断したそうだ。

 ソウル高裁は24日に約1600万円の賠償を命じ原告勝訴とした。
 精神的な損害に対する慰謝料だそうだ。

 1審、2審と違う判決が出たのに、そのような判決が出た。これが決定ということだろう。

 ミュージカル制作会社「グレイトワークス」とMBCのキム・ヨンヒョン作家(代表作 チャングム)、パク・サンヨン作家(代表作 共同警備区域JSA)に対しての賠償命令となるようだ。

 1審では盗作とはみなし得ないという判決が出ていたのに、最終的には、こうなってしまったらしい。

 ソウル高裁は地上波、ケーブル、DMB、インタネットの再放送も禁止したそうだ。DVD、書籍などの2次使用のDVD、著作物の販売も禁止だ。

 海外で40億オンを儲けたが、そうなった。

 そのあと、日本ではどうなるのだろう?

 ただ元々、本物の歴史に則して作っていないことは確かだ。どちらかというと歴史にあったことを新しく肉付けして今の善徳女王になっているのは、事実だ。

 ピダムはいなかった。王女は双子でなかった。トンマンとミシルは一緒だったことはない、というのが歴史らしい。


 ただ困ったことに、この国は盗作に対する規定がないらしいのだ。

 まあ、やりたい放題?になってしまう可能性もあるわけだ。

 今もKBSの「アイリス」など10件が盗作訴訟進行中らしい。

 裁判所も知的財産権裁判部を置いて盗作訴訟を担当しているが、規定がないとなると…机上の空論になりかねないな。

 確かにある判事が言うように「音楽。ドラマ。映画は人間の考えと感情表現を扱うものであり、ルイ自衛を論理的に判断するのは難しい」のは判るが、一線を引かないことにはいつまでも続いてしまう。

 そこら辺の規定をしっかりを定め、ドラマでも音楽でも制作に望んでほしい。

 みんなどこの国も苦労してると思うから。



 ※中央日報を引用させていただきました。

グラドル受難時代

2013-01-19 12:30:00 | 日記風
 周りにもいるから言うわけでもないけど、まだ20代前半の女の子たちが胸や腰を売りにして写真を撮らせるというのはけして楽しいことじゃない。

 本当、よく覚悟を決めてやってると思う。

 普段普通に話してる子でもネットで、そういう子たちのDVDを見つけると、とってるポーズにこっちの方がのけぞる。

 裸は絶対いやっと言っていても水着をつけてれば、こういうポーズは撮れるんだ。


 ただここら辺にはいろんな事情はあると思うよ。


 いつの時代だって、これくらいの感性の強い年代にそういう写真ばかりを撮られて楽しく仕事をしていられるかと言えば…言えない。


 そりゃ、楽しくやろうと頑張ってる。

 それを見て楽しんでくれる方がいい!


 特に産後にもの凄いダイエットをして体形を戻すなんてことをしているんだからどれほどの根性か、と思わずにはいられない。

 CGを使ってないならだけどね。
 使ってても限界はあると思う。

 元が戻っているからできることだろう。


 以前巨乳で売ってるグラドルのこの子のことを「単なるデブ」と言っていた一般の友だちがいた。彼女はそのグラドルが嫌いで友だちに悪口を言うから、自分と付き合ってるとみんなそのグラドルを嫌いになるよと言っていた。
 それを言っていた一般の子を先に嫌いになったけどね。

 誰だって、何の覚悟もなくできることじゃない。悪口は言うなと言わないが、私はあまりそういう話は聞きたくない。
(ただ言ってた一般の子は、全体的に細くて胸も豊満とは言い難かった。若い子のない物ねだりというやつだったかもしれない)
 彼女たちの苦しさのその片鱗でも知っている立場としてはね。

 本当はこういうことを書くべきではないのかもしれない。

 みんな、楽しんで自慢してやってるよ~♪と書いた方がいいのかもしれない。

 でも、ときたまね、黙っていられない時もあるのよね。


 見るときは、ぜひ、楽しんで見てくださいね☆

花嫁誘拐で手柄となるか、逃げられたとなるかーーブラジル

2013-01-19 05:28:34 | ニュース
 よく結婚式の最中、花嫁が他の恋人に連れ去られるというフィクションはある。

 しかし教会についた花嫁を連れ去る強盗…どういうもんだ。

 ブラジルの南部クリチバという所の教会が舞台で起きたそうだ。

 車で到着するや否や、花嫁は誘拐され、宝石類や乗っていた車を強奪された。

 車で連れ去られた挙げ句。20分は連れ回され、犯人に、自分は結婚できるのか?と聞いたら
 「お前の夫になるべき男は、もはや妻を亡くした男だよ」と答えたらしい。

 教会から10キロくらいは慣れたところで解放されたからよかったものの、式はそのあと無事挙げられたものの10歳くらいの少女も花嫁の介添え人として同乗していたそうだ。

 ついにそこまできたか…って感じだけど。

 花嫁って、結構、宝石類身につけてるから、少し裕福そうな人を狙えば外れがないわけだ。


 あっちの犯罪は需要と供給が一致してないというか、例え数ドルしかもっていなくても、腕ごと切り落としてバックを盗るなんてことは当たり前だという。

 数百とか数千万円持っていれば、それだけするのは判るが、持ってるかどうかも判らない人をそこまでして襲っても…じゃないですか。

 でもよくできたもので、花嫁の旦那様になる人は警察官だったらしい。

 無事で戻れたからいいようなものの、善き日に、旦那様は成績を上げられただろうか。


 でも連れ去られたのを解放されてから電話して説明したらしいが…じゃなきゃ、花嫁に当日逃げられた情けない男になっていたかもしれない。

 事情が判らないとね…。

 とっても危険を孕んだ犯罪です。

ゴースト ~天国からのささやき4 呪われたドールハウス

2013-01-19 02:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 子どもができたと喜んでいる、メリンダとサム。

 あれ?2番目ができたの?と思ったらこちらはBlifeで放送してるシーズン4です。

 まだ、ここまで。

 シーズン5と一緒に見てると頭が混乱しますね。



 幼い少女ドルーが夜中に話声を聞くと屋根裏部屋にあるドールハウスがあった。

 彼女がドールハウスに近づくと声が止まる。男の人形が床にに寝ているから、ベッドに戻すと、いつの間にか、また床の上の戻る。


 メリンダは店で妊娠の報告をしている。
 そこへ、ドルーといとこのエマが訪ねてきた。椅子を1個持ってきて、女の子の人形が欲しいという。

 ドールハウスなら、制作年月日が判れば、似た人形を探せると、メリンダが言うと、あれは、特別製で以前住んでいたものをそのままミニチュアにしたものだという。

 家族はエマだけを残し、一酸化炭素中毒で死んでしまったそうだ。今は父の妹の家に世話になっている。
 
 メリンダが椅子に触ると家族が死んでいる様、誰かが手首を切っている幻視が浮かんできた。

 エマじゃないかと疑う。

 叔母のルーシーはドールハウスのことはエマに隠している。

 メリンダが聞くと兄の妹のルーシーは以前、兄の家に住んでいたが、追徴課税が払えないということと、宅地開発で壊したから無くなったという。

 しかし不動産に詳しいデリアからすると、それは嘘だという。

 そして調べてみると、彼らは凄い遺産を持っている。ルーシーが18歳になったらそれを受け継ぐことができる。
 そのエマがいなくなれば、もちろん妹のルーシーの所へ行く。

 イーサンがゾーイにその手の話を聞いてみると、その手首を切ったのはルーシーじゃないかという。ドールハウスのあちこちに実際の家に使われていたシーツや壁の一部が使われているという。
 そして、椅子などに壁が巻きついている髪を見て呪文をかけているんじゃないかと思った。
 しかしそれは逆効果だといういう。
 住んでいた場所を失くすと霊は行き場所を失くし、他の霊にも会えなくなる。

 ルーシーはドールハウスに飛びこめようとしたんだろうが、それでは怒りが増幅し、いつか爆発する、とと。

 そんな時、メリンダは結婚指輪を失くしている。

 しかし叔母のたくらみに気付いたエマは逃げようとする。

 そこで、やっと亡くした家族の霊と出会い、あなたを愛していると言われる。

 怖がった叔母はナイフを思わず、向けるが、メリンダたちが間に入って問題が解決に向かう。


 叔母のルーシーはあの日、クラブで、エマらしき子を見つけた。金銭のことで疎遠になっていたが、エマにもしものことがあると…と思い、兄の家に向かった。
 
 しかし兄の家では寒く、暖房の温度を上げていた。そして眠気に襲われる。

 その時、そっと家を除くルーシーを見て、ルーシーが、と誤解した。
 ルーシーはみんなが眠っていると思って安心したが実はみんな事故で亡くなった。

 家を抜け出していたルーシーだけが助かったというのが真相だったようだ。


 さて、メリンダが失くした結婚指輪が見つかるのか?

 最後の難題はそこだ。

セスナに乗った女

2013-01-18 19:00:00 | 思い出
 乗っただよ。

 もうずい分前のことだけど、ある団体に入っていたため、福生から乗っただよ。

 私ははっきりいって乗りもの酔いする。電車で本を読んでいて下を向いているだけでも酔う。

 でも乗りたかった。できればスカイダイビングがしたいくらい。

 でも埼玉の結構奥の方に行かないといけないとか、数日講習を受けないといけないとかあって、考えてる内に今に至る。でも意外と近いね。最近、そばまで違う用で行って判った。後は料金だね。

 その代わり、セスナに乗っただよ。


 後から聞いたが、セスナっていうのは戦闘用だから、もっとも余分なものがなく、1番揺れやすいそうだ(笑)酔っただよ。

 床がぐらぐら揺れるだよ。もうこれは危ないというくらい揺れるだよ。

 もう1度でいいですわ。

 多分、ヘリコプターなどの方が酔いません。


 神奈川方面を飛んだけど、山があるなと思うと、そこが削られて、ゴルフ場になっているんだね。

 好きな人には素敵な風景かもしれないが、しない人間からすると、なんとまあ、贅沢なという光景だ。


 でも、この手の免許を持っている友だちがいると、「昼は、東京都の島で魚、食おうぜ」ができるそうだ。
 飛行機は自家用なのかレンタルするのか知らないが、ひとっ飛びができるそうだ。

 本気で、免許取ってやろうかと思ったわよ。

 でも外国に研修に行かないといけないし、自動車の免許どころの値段じゃない。

 自動車の免許がない人間が、趣味で取る代物だろうか?

 まあ、金銭面で挫折だわね。


 飛行機って、空に道があるそうで、地図は1年くらいで変わるらしいが、そこを飛ぶというルールがあるそうだ。
 もう変わってしまったからという理由で、その地図をもらったが、誰かに何故それを持っていると聞かれたら
 「道で拾ったと言ってください」
 と言われるほど、意外と重要なものらしい。もうそれは、使われないものだからOKなんだけどね。念のためらしい。


 でも私って、飛行機類でもぶつかりやすいのね。
 その1回乗ったセスナでさえ、コードを間違えたのかなんかで、他のセスナと接触しかかった。

 あとで操縦士が喧嘩してた(英語なので詳しい内容は判らないが)

 私は乗りものに乗るとぶつかりやすい。

 今のところ、バスと電車は間違いがない(電車が事故でどこかに止まって遅れることはしょっちゅうだ)

 これからもバスと電車は私を守ってね。

不遇な作家というべきか、天藤真という作家

2013-01-18 15:00:00 | 日記風
 これで天藤真(てんどうしん)読みます。

 この方は私の読書傾向に多大な影響を与えた人であります。

 とにかく根底に優しさが溢れている。特異な作家だと思います。ユーモアがあると言われますが、ユーモアというより、人を見る目の優しさや、人の善の中にあるどうしようもない悪の部分をえがくのが上手いのだと思います。

 しかし、作家として幸せだったか?と言われると、それは、謎。

 昭和50年代。西暦だと何年なんだ?80年代くらい?この時代にミステリー、推理小説の基礎は出来上がり、今読んでもこの時代にこれだけのトリックがえがかれているのかと驚く作品が多い。

 だから、平成を前にして、やっと天藤氏の代表作「大誘拐」(創元推理文庫)が松竹から映画化されたのは、遅すぎるのです。

 おおよその内容を説明しますと和歌山に住む紀州1の金持ち、柳川とし子刀自(とじ=金持ちにつけられる称号みたいなもの)が虹の童子と名乗る3人の男に自分の山を見回っている時誘拐される。一緒にいた少女は返させたが、とし子刀自は気丈に誘拐されて行く。

 山に住む知り合いの女性の家を拠点とする。ところでいくら身代金を取るのか?と聞いた途端、とし子刀自の顔色が変わった。
 少なすぎると言うのだ。
 自分なら100億は価値がある、100億にしろと犯人に迫る。

 しかし100億円なんてどうやって受け取っていい?犯人側が焦るが、とし子刀自が全てをテレビで中継させること、多分、この捜査を担当するのは自分が奨学金を出して警察官になった男だから、そことの戦いになる。

 虹の童子はいつの間にか、誘拐犯からとし子刀自の手下のような役回りになってしまった。

 100億円は奪えるのか?犯人は捕まるのか?何故100億円などという高額を出して着たのか?

 ユーモアを交えながら話が進んでいく。

 実際、この時代に、こんな話が書かれていたのは凄いことだと思う。

 そのあと、松竹が、やっと映画化するわけだが、その時、作家は故人だったんじゃないかな。

 キャッチが、いないいないばばあ、だったのもなんとなく覚えている。虹の童子もレインボーキッズと若い人にも受け入れやすい名前に変わっていた。

 ただ、書籍は書かれた時から書籍に定められた運命を歩む。作家もまた、世に出た時からその作家にしか歩めない道を歩む。
 この「大誘拐」は第32回日本推理作家協会賞長篇賞受賞作を受賞している。とても栄誉なことである。

 なんだけど…。

 この賞の前なのかあとなのか、問題が起きる。

 この「大誘拐」は盗作ではないか?という疑惑だ。

 その当時、ある映画会社から喜劇「大誘拐」」という作品が公開されていた。それもおばあちゃんが誘拐される話だったから、そのような疑惑が沸き起こってしまった。

 でも創作にかかる時間など、見えないもので、着想は10年以上前からあったが、作品になったのがたまたま今だった、など、他者には判らない事情というものが必ずある。昔の人だ、言い訳がましいことは言わない。

 特に天藤氏はそういうことを言うタイプではなかった。

 でも今も残っちゃって、天藤と言えば「大誘拐」」なのだから、今は全く疑惑は吹き飛んだも同然だ。

 ただそういう疑惑がかかるだけでも作家にとってはショックなことで、とても悲しいことに違いない。

 だから、いつまでも生き延びてほしい。作品が、愛され続けてほしいと思うだけだ。

 「大誘拐」」はそれほどの作品で、天藤真はそれほどの作家なのだ。

 敢えて過去の話を持ち出すのは、今流行りのネガティブキャンペーンでもいい。いろんな意味でこの作家に関心を持ってほしい。

 それだけの値打ちのある作家だ。

ゴースト ~天国からのささやき 禁断の恋

2013-01-18 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 霊の声だけが聞こえるイーライの父親、レイ(レイモンド)が具合が悪く、サムの勤める病院にイーライと少しいい仲(?)のケイシ―と共にやってくる。

 そこへ7年前、湖畔の別荘で動脈瘤で亡くなったはずのイーライの母親がジェスチャーでメリンダを呼んだ。声を出すとイーライに聞こえてしまうのが判るからだろう。

 イーライの母・エヴァリンは、レイを光の中に送ってほしいと頼む。

 声が聞こえるんだから、直接イーライに言えば?と言ってみても母親が取り憑いてると思われるのが嫌だとメリンダに頼む。

 メリンダは、エイデンが書いていた絵を見る。彼はその日の朝からある絵を書いていた。麻からレイが亡くなることを察知していた。そこにもエヴァリンの死の真相は隠されていた。

 父は何故かケイシ―戸の中を邪魔した。お互いに真剣に付き合っている相手がいると、嘘をつき、2人を遠ざけようとした。

 亡くなった今でも…。

 ケイシ―の両親ドンとアンに父たちのことを聞きに行く。

 アンは過去は掘り返すなという。

 メリンダはエヴァリンが亡くなった時、側に誰かがいたことを感じる。
 病気で亡くなったのを管理人に知らせるだけで放置したのか。
 殺してしまったのか?

 イーライと共に再びケイシ―の父・ドンを訪ねた時、突然、レイが現れ、母親が浮気をしていたことを告げる。相手はドンだ。

 ケイシ―とイーライの関係を邪魔していた理由が判った。2人の浮気はイーライが生まれる前のことだが、ケイシ―と兄妹の可能性のあるからだ。

 レイの葬儀の日、やって来たドンとアンによく来れるなとレイが怒りだす。



 そして2組の夫婦の話が持たれた。

 その時、レイはエヴェリンの浮気相手がドンではなく、ドンの妻・アンだったことを知る。同性愛の真実…。

 父と母の秘密を知り、2人は光の中に行けるのか。

 兄妹ではないと判った2人の仲は進展するのか――?



 不思議なことに「ゴースト」を放送していると、「ミディアム」の放送がない。
 「ミディアム」は毎週放送してないような気がするが…。
 冊子やHPを見れば判るのかもしれないけど、確かに似てるから、同時にやってくれなくて、いいかも?