サミットが閉幕し、各紙面には採点や評価の文字が目立ちます。個人的には、発展途上国を含めた16ヵ国のトップが、一同に会して温暖化問題を、集中的に議論できたことは大いに評価すべきだと思う。「良い事は良い」と素直に認めたいと思います。世界のトップリーダーが話し合う課題は、まだまだ沢山あります。
ある随筆にこう書かれていた。「現在、世界の「4歳までの子ども」のうち、栄養状態が極めて悪い子どもは1億5千万人。毎年1千万人以上が「栄養不良」や「予防できる病気」で死んでいく。そのうち半分は生後1ヵ月にならない赤ちゃんである。しかも世界に、この子らを救う経済力がないわけではない。世界の総所得の「1%の3分の1」を安全な飲み水など社会サービスに使えば、世界の全ての子どもに健康な環境を用意できる。また、世界の軍事費の「わずか1%」があれば、世界中の子ども達を学校に行かせることができるという。
物資が足りないのではない。先端技術が足りないのではない。政治的意思が足りないのである。慈愛が足りないのである。生命を守り育む「開かれた家族愛」が、世界を動かす原理になっていないのである。」と。
さらに「子ども達は「鏡」である。大人の生き方を写す「鏡」なのである。一家庭にあっても、世界にあっても。」と。
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