藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

国宝に見る北の縄文

2012年03月18日 | インポート


北海道開拓記念館40周年事業として開催している「北の土偶」展に行ってきました。国宝では、函館の中空土偶を始め、青森県八戸市の合掌土偶、長野県茅野市の縄文ビーナスの3点が公開され、重要文化財や指定文化財など141点にも上る縄文土器の展示でした。

開拓記念館へ行くバスの中、伊達市噴火湾文化研究所の大島直行先生の講演を聞き、期待に胸ふくらませて会場入り。
「縄文の土偶は月を象徴的に表現したもの」とドイツ人民俗学者のネリー・ナウマン先生の結論。土偶も土器もすべて「月の水溜容器」との話を思い起こしながら、じっくりと観覧してきました。数々の土偶を見ながら月に魅せられてきた縄文人を想い、会場を後にした。

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