「ありがとう、がんばるね」 福島県の少女が書いた作文のタイトルだ。そこには、「子どもも大人も動物達も、山や海もみんな泣いていました」とつづられており、「ほうしゃのうの心配」にも触れている。(新聞記事「名字の言」を読んで)
だがそんな中で少女は希望を見出した。「雨の中、水道やガスをびしょぬれになってなおしてくれている人を見ました。ありがとう」。「自分たちが食べるものに困っている国の人が、わたしたちのために食べものを送りたいと言っていると聞きました。ありがとう」。そして続ける。「世界中の人のやさしさのおかげで、負けそうだった気持ちが、がんばろうにかわりました」と。
少女は多くの人の真心を感じ、感謝の心と共に、がんばろうという希望の心が芽生えたのだと思います。子ども達に希望を送り続けるという事は大人の責任だと思いました。