藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

ごみのリサイクル

2010年04月13日 | インポート


過日、鎌倉市の笛田リサイクルセンターを視察してきました。人口10万人以上の市町村で、平成16年から19年の4年間でリサイクル率で鎌倉市が連続1位となっている。全国平均では20.3%に対して、鎌倉市は47.6%とずば抜けている。その取り組みについて勉強してきました。

鎌倉市では資源物を12種類に分別、ごみは燃やすごみと燃えないごみのほかに危険・有害ごみで5種類と粗大ゴミの20種類の分別を行っている。資源化事業として燃えないごみ、危険・有害ごみも破砕・選別し可燃物は焼却し、有価物は売却、焼却残渣は溶融固化処理され資源化され、埋め立て処理は一切していないという事でした。

また、リサイクルセンターでは資源化への選別作業が行われていますが、作業員18名中6人が障害者を雇用していました。センターはクリーンエネルギー化にも取り組んでおり、ОМソーラーによる太陽熱の利用、太陽光発電、雨水の利用、屋上・壁面緑化など様々なシステムを導入していました。

特定非営利活動法人である、鎌倉リサイクル推進会議の取り組みについても説明を伺いました。当日センターではリサイクル手芸教室が行われていて、多くの市民が参加していて、市民運営型の活動を積極的にされていました。環境に対する市民の意識が高く、環境教育にも力を入れていました。苫小牧市では、今月から廃プラスチックの分別回収が始まりましたが、分別に慣れていないのか、収集日にはほとんどゴミが出ていないようです。粘り強く啓発を進めていくことが大事でしょうね。