藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

子ども達が文化・芸術を体感できるアウトリーチが始まる!

2008年12月19日 | インポート

←札幌市役所の一階ホールにあるグランドピアノ。札幌市は市庁舎内でミニコンサートなどが行なわれている。

苫小牧市では、市民文化芸術振興基金を初めて取り崩し、350万円を文化団体への助成のほか、子ども達に文化・芸術に触れてもらうアウトリーチ事業や、静川遺跡に遊歩道を設置する文化財整備などに使われる。今日の一般紙に報道された。

12月議会、私は一般質問で、基金を活用して、市内在住の芸術家などの人材を活用して、市庁舎などでのミニコンサートを企画して、積極的に推進するべき、また、静川遺跡の整備を質問していました。報道によると、基金の一部処分は、当面継続され、基金の増収は、各団体の行事で箱を設置して寄付を受けるほか、企業や団体に寄付を募るとのこと。文化芸術振興計画が進展していく事を期待したいと思います。

アウトリーチとは?長引く不況の中、人々の関心が文化芸術から離れていく傾向があり、芸術を鑑賞するためにホールへ足を運びにくくなっている事も確か。であるならば、多くの人が居る所に芸術を持ち込み、芸術の素晴らしさや感動を伝える事が最も有効であり、必要とされている。このように、文化や芸術を市民や子ども達の近くに運び、体感してもらう事業がアウトリーチ(文化普及活動)です。