藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

文教経済委員会の視察2日目

2008年11月01日 | インポート

2日目は、香川県高松市に行き、中心市街地活性化の取り組みについての視察でした。空き店舗率が上昇し、商店街の通行料が減少する中、商店街は人の住めない地域になっていた。丸亀商店街では、1000人いた居住者が75人まで減少。商店街では、人の住めるまち、にぎわい・回遊性のあるまちづくりを目指して取り組みをすすめてきた。街づくりには車の受け皿が必要として、まちの有志100人で100万円の寄付を募り、集まった1億円でパーキングを設置。現在4ヶ所まで広がり、2億円の収益をあげている。その他に、住宅の供給による居住促進や、まちなかになくなってしまった業種の再編(テナントミックス)を行い、商店街全体を、まちづくり会社が一括運営、テナント料を安く設定して起業支援をしている。また、商店街で、まちバスを運行したり、駐輪場の設置、電子マネー(イルカ)カードで、電車・バス・買い物が利用できるシステムをはじめた。

商店街が知恵を出し、力を集めて中心市街地活性化に取り組んでいることが、すごいと思いました。地の利を生かして工夫しているとも感じました。苫小牧市でもシャッター通りといわれるような空き店舗化が進んでいます。行政と地域とが一体となった取り組みが必要だと思う。 


文教経済委員会で29日から3日間、視察に行ってきました。

2008年11月01日 | インポート

初日の29日は大阪府の寝屋川市役所に行き、地域ぐるみの子どもの安全対策の推進について、行政視察をしました。寝屋川市では、平成17年から、国のモデル事業として、「地域安全マップづくり」を導入して取り組んでいる。これは一日を授業の一貫として使い、子ども自身が、入りやすく、見えづらい場所を知ることを目的にして危険な場所には行かないことを目指したものです。また、マップ作りで地域とのコミュニケーションを図り、見守り機能を高める効果もあります。寝屋川市では、17年に全小中学校に、防犯カメラ・オートロックを整備、また、全小学校にガードマンを配備、更に18年には、企業の寄付で、地域パトロールカーを全小学校に配備している。毎年「子どもを守る市民集会」を開催し、市民の子どもを守る意識啓発を行なっている。また、中高生のボランティアによるスクールガード・サポーターを取り入れ、子どもの見守りを実施している。

視察を通じて感じる事は、先進的な取り組みをしているところは、取り組む側が熱心に考え行動を起こしている。ということだと思う。事件や事故がおきてからでは遅い。地域の子どもを守る取り組みは、これから更に必要だと思いました。