藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

15日に「千葉県子どもと親のサポートセンター」を視察しました

2008年07月18日 | インポート

←千葉市稲毛庁舎です。

千葉県では特別支援教育部と施設共用して「子どもと親のサポートセンター」を開設しています。サポートセンターでは教育相談や、学校支援・不登校支援などを実施しており、相談事業では来所相談をはじめ、24時間体制で電話・メール・FAXの相談を実施している。電話では、民間委託をしており、緊急時には、何時でも連絡が来るようになっている。非常勤職員には、不登校の子どもを持つ保護者、NPO親の会代表者2名、不登校経験者3名も携わり、具体的に不登校の相談を行なっている。

←聴覚検査室です。

特別支援教育部との協働で、相談の受理面接を合同で行い、子どもに合わせた相談体制を実施しており、医療機関・児童相談所との連携も速やかに行なっている。

←箱砂を設置してあるサポートルーム

学校支援では、講師派遣や臨床心理士などの専門家を派遣する、スクールアドバイザー派遣事業を県で予算化して、学校に負担をかけないようにしている。また、教師のレベルアップを目指して、若い先生・中堅の先生・ベテランの先生をそれぞれ対象にした「教師塾」を実施している。

いじめや、不登校児童の増加、発達障害に似た状態を示す子どもが増加している現状から、北海道や苫小牧市でも、子ども達を取り巻く課題について、解決が出来るように、具体的に取り組む事が非常に重要なことだと感じました。