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525-1 弓月の君(2) 弓月王の祖父また曽祖父と思われる功満王は来日して、仲哀天皇、神功皇后に会っただろうか? 少なくとも神功皇后は会っているだろう。 仲哀天皇は神功皇后の口を介して聞いた功満王の言うことを信じなかった。 仲哀天皇は「山に登って海の向こうを見ても、そんな宝の国は見えない」と、馬鹿にしたようなことを言って新羅を討つことを承知しなかった。 そして急死する。 この死が熊襲との戦争で、矢に当たって死んだのか、暗殺か、病気かは諸説ある。 guuchanの想像は、 新羅を討たせよとする神功皇后の神託に対して、仲哀天皇は拒否するが、尚も執拗に神託として迫る神功皇后に対して、ついに怒りを爆発させ剣を抜いたのではないだろうか。 神託の場には仲哀天皇と神功皇后と武内宿禰と3人しか居なかった。 神功皇后を守ろうとした武内宿禰は仲哀天皇を押さえて刀を奪ったかもしれない。 神功皇后は転がり落ちた刀を取って天皇を刺した。 何故このような想像をするかというと、 仲哀天皇が亡くなって臣下に天皇の死を説明するのに、仲哀天皇を哀悼するどころか、仲哀天皇は神託に従がわないから、神罰が下ったのだと言っているからである。 神託はどのようなものであったか? 若能祭吾者。則曾不血刄。其國必自服矣。復熊襲爲服。 神もしも自分を奉るならば、戦争せずにその国は必ず従がうし、また、熊襲も従がう。 またその国は 譬えれば、処女の(目ヘンに緑のツクリ、まよみし、まよびき)の如き宝の国である。 処女の目配せ?流し目?目は口ほどにものを言いというあの誘惑? 神様にしてはいささか露骨な誘いの表現だが、此れが新羅を責めさせようとする中国人の太守の言葉なら理解できる。 この情報によって、倭が多大の利益を得れば、功満王一族をいざと言うときには、日本に招かせる話しも整いやすいということであろう。 大勢の人数を運ぶにはこれまた多数の、従がって国家規模の船舶を必要とするのである。 ここで、熊襲とは何者かということになるが、 これは神武東征の後に残った出身国、邪馬壹國と関係がある。 東征した神武は近畿勢力とも血縁関係を結び、だいぶ出身母体との関係が薄くなってきている。 邪馬壹國には、神武東征以来続けてきた邪馬壹國からの支援(税金)を免れたいという思いがある。 耶馬臺國ができたからと言って、神武東征の後を統治してきた邪馬壹國の為政者達の間には、少なくとも自分たちは対等だという意識がある。 無理に従がわせようとするならば独立しようと言う意見がでてきても可笑しくない。 邪馬壹國の中のそういう意見のものを熊襲と呼んだのであろう。 反逆者、まつろわぬものたちを呼ぶ時の憎しみを込めた侮蔑的呼称である。 新羅は熊襲を支援していた。 新羅は新羅で、朝鮮半島に在って百済に属せられて居たのである。当然課税もあったであろう。 その百済を支援しているのが邪馬臺國(すなわち大和の倭である)である。 もしも熊襲勢力が倭を統一すれば政権を支援した新羅は、その功によって百済からの税を免れることが出来る。 倭が新羅を支援すならば、朝鮮半島における新羅(辰韓)と百済(馬韓)との勢力は逆転する。 その辺は、馬韓、弁韓、辰韓を支配していた帯方郡太守、倭に攻撃するぞ脅させて、間に立って倭に有利な条件で和睦させる自信があったのであろう。 弁韓はもともと倭であるし、馬韓(百済)は倭と同盟関係にあれば、和睦も止むを得なかったであろう。 倭は大量の財宝を賠償として奪った。 熊襲を支援した行為が耶馬臺國を敵視して攻撃したも同じということで、その責任を取らされたのである。 |
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詳しすぎる、魏志倭人伝の卑弥呼の記述に合わせている等の理由です。
卑弥呼の記述は神功皇后と時代が違うと思います。
しかし、上の様なことを考えてみると、一番本当らしい記述ですよね。
恐らく他の天皇の部分も記録はあったのだろうと思いますが、焼失したりして分からなくなっていったのあろうと思います。
リアリティが感じられますね。
その頃の歴史認識がなく
guuchanさんの説に納得です。
そう言う図式になって行くのは
ある意味で当たり前・・。
どの国も四国の力を誇示したいでしょうから
色々の思惑と画策があるでしょうね・・。
小説にすると面白そうですね。
現在でも同じですね。
殺された人もいそうな政界です。
追う思うと恐いです。
朝はヒジキ取りの事、覚えていたのに、午後には家内が外出し、聖徳太子の超改革を見始めて、すっかり忘れていました。
今お気楽さんに言われるまで、忘れていました。
本当に済みません。
やっぱり加齢呆けでしょうかねえ。
中国の三国志時代は功満王のときにはもう終わっています。弓月の君の頃には三国は終わり五胡十六国時代です。
本当に中国も、朝鮮半島も目まぐるしいことです。
この当事の 倭の 内乱...朝鮮半島(古代中国)も
内乱が 酷いように 感じました...
そして 中国では 三国志の時代に 突入でしょうか?
段々 ややこしく 成りましたネ...
益々 頭が 混乱してます...
又 遊びに 来ます.
オマケ編
今日 海岸で 3時20~3時45分までいました...
逢えず じまいでした...
又 15日先に ひじきとりしましょう..