714 ソロモン王の時代 ソロモン王の時代、イスラエルは未曾有の発展を遂げた。 エジプトからメソポタミアに至る間の土地を全てイスラエルの領土として、その間の貿易の権益を手に入れたのである。 地中海の船隊の他に、紅海を経てインダス、インドに至る「タルシシュの船隊」も所有した。 シバの女王が、ソロモンを訪問したのは、それまでイェーメンが手中にして繁栄の源泉だった貿易の権益を失いかねないという危機感からソロモン王に近づいたのではないかと言う人もある。 新共同約聖書では列王記10章に 「22:王は海にヒラムの船団のほかにタルシシュの船団も所有していて、三年に一度、タルシシュの船団は、金、銀、象牙、猿、ひひを積んで入港した。 23:ソロモン王は世界中の王の中で最も大いなる富と知恵を有し、 24:全世界の人々が、神がソロモンの心にお授けになった知恵を聞くために、彼に拝謁を求めた。 25:彼らは、それぞれ贈り物として銀の器、金の器、衣類、武器、香料、馬とらばを毎年携えて来た。」 新共同約ではサルやヒヒとなっているが 口語訳聖書では 「22:これは王が海にタルシシの船隊を所有して、ヒラムの船隊と一緒に航海させ、タルシシの船隊に三年に一度、金、銀、象牙、さる、くじゃくを載せてこさせたからである。」 と書かれていて、ヒヒではなく孔雀である。 King James Version では「 once in three years came the navy of Tharshish, bringing gold, and silver, ivory, and apes, and peacocks. 」 となっており、やはり孔雀である。孔雀の原産地はスリランカやミャンマーである。 インドよりも東に来ていたことが伺える。 三年に一度、船が帰ってくる。恐らく、一度目に行った先に、残留部隊を置いてくる筈である。 次に来るときのために色々情報を集め、また荷を集めていなければ、船団も何処に行けば良いか分からない。 日本に来たら、きっと現地駐留組みが居たに違いない。 ソロモンの在位期間はBC965~BC925の40年間である。タルシシの船団の編成はBC961年、36年間、12回位は来たかも知れない。 熊本県の天草には、弥生時代以前の石造りの墳墓や構造物があるらしい。 熊本県の菊水町には、用途不明のトンカラリン遺跡という、石造りのトンネル遺跡がある。 それらを作るためには、富みと権力と知識がなければ、作りえずソロモン王国の繁栄を知る人々の存在なくしては説明がつかないのではないかと思う。 |
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そう言えば ソロモンとシバの女王 映画の題名
聞いた事が 有ります....
そして お気楽は クレオパトラの録画を見いまが
大部 後の時代です....
役時間ですが まだ 1時間しか見てません.
話が 予断になりましたが
続き 楽しみにしてます.
又 遊びに 来ます.
ソロモン王の時代がぐっと近くなったような気がしています。
自分の頭の整理用に残しているようなものですから、お気楽に見てください。