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526-1 弓月の君(3) 320年神功皇后は新羅に出兵し、新羅は毎年馬20頭、船2隻を倭に献ずるという約束をさせた。 その5年後、 五年春三月癸卯朔己酉。《七》新羅王遣汗禮斯伐。毛麻利叱智。富羅母智等朝貢。仍有返先質微叱許智伐旱之情。是以誂許智伐旱而紿之曰。使者汗禮斯伐。毛麻利叱智等告臣曰。我王以坐臣久不還而悉沒妻子爲孥。冀 還本土。知虚實而請焉。皇太后則聽之。因以副葛城襲津彦而遣之。共到對馬宿于鋤海水門。時新羅使者毛麻利叱智等。竊分船及水手。載微叱旱岐令逃於新羅。乃造蒭靈置微叱許智之床。詳爲病者。告襲津彦曰。微叱許智忽病之將死。襲津彦使人。令看病者。既知欺而捉新羅使者三人。納檻中以火焚而殺。乃詣新羅。次于蹈鞴津。拔草羅城還之。是時俘人等。今桑原。佐糜。高宮。忍海。凡四邑漢人等之始祖也。 325年新羅王は汗禮斯伐(かんれいしばつ)、毛麻利叱智(もまりしつち)、富羅母智等(ふらもち)を遣わして朝貢す。 すなわち、先の質の微叱許智伐旱(みしつこちばつかん)を返されたいとの情(こころ)有り。 是に、智伐旱を許す誂え(ねがい)を以って紿(いつわり)て曰く、使者汗禮斯伐、毛麻利叱智等は臣に告げて曰く、我王は臣に座して久しく帰らず而うし妻子悉(ことどとく)沒す。本土に返されるを冀(こいねが)う。 虚実を知りて而してここに請う。 皇太后即ち聴く。因って葛城の襲津彦を副え而して遣わす。 共に対馬に至り、鋤海(すきうみ)の水門(みなと)に宿す。時に新羅の使者毛麻利叱智等は竊(ひそかに)船と水手を分け微叱旱岐を載せて新羅に逃れしむ。 乃ち蒭(かれくさ)の靈置を微叱許智の寝床に造り、詳(つまびらか、そっくり)に病者と為す。 襲津彦に告げて曰く、微叱許智は忽(たちまち)病となり將(まさ)に死なんとす。 襲津彦、人を使わして病者を看さしむ。既にして欺したるを知りて、新羅使者三人を捉える。 檻中に納れ以火を焚いて殺す。 すなわち新羅に詣で、次いで蹈鞴津(とびつ)次いで、草羅城(そうらじょう)を抜いて還る。この時の俘人等は、今の桑原、佐間、高宮、忍海、およそ四邑(むら)の漢人等の始祖なり。 320年新羅に遠征した時に、王子微叱許智を人質に取っていたものと思われる。 325年に3人の使者が犠牲になって、新羅に王子を逃がしたという記事だ。 |
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よく勉強をしておられます。感心、奸臣、関心しています。
倭王が、安東将軍として、倭、新羅など6カ国の軍事を司る王に中国から認められているのです。
倭王は百済をも代表することを主張するのですが、それは中国側が認めなかったようです。
白村江のことはもっと時代が下がります。
段々詳しくなってさっぱり知らない世界なので
難しくって返事に困ります。
成る程・・と拝見しました。
それと徐福とどう関係しているのか
このごろ解らないです。
木を見て森が見えないかのこです。
迷子になっているようです。
一般に、中国文化は朝鮮半島を経由して日本に来たと考えられています。
それだと、日本は朝鮮半島よりも文化、文明が遅れ、国力も弱いことになります。
ところが、これより少し後まで、日本の方が進んでいたし、また国力もあったのです。
そのことは、徐福集団が日本を先に文明化したから可能なことであったのではないかと思っています。
弓月の君を掲げながら、なかなか弓月の君に至りません。
また、今日のところは、かなり推理が込み入っていて分かりにくかったかと思います。
すこし、専門的になりすぎてるとは心配していたのですが、主張の根拠を明らかにしておきたかったのです。
面倒なのを読んでいただきアリガトウございました。
戴き 有賀等御座いました...
オマケに PCとIP電話の 故障も修理 お見事でし た.
ソゥソゥ 古代中国から 貢物を戴く 初めて知りまし た....大変 愉快に 思いましたよ...
でも 意味は ちょっとしか 理解できませんでした
****ハッ..ハッ..ハ..
又 遊びに 来ます.
古代中国から貢物?
それは何のことでしょう?
推理の過程を日記のつもりで、書いています。
間違っていれば、またどこかで、訂正して先へ進まねばなりません。
間違いかどうか、それは先に進んで見なければわかりません。
いまは、ちょっと難しいですが、また分かりやすいところに出るかと思います。