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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 ニチモ改造 BRE ダットサン2000ロードスター SR311製作中2

2021-06-23 09:31:51 | 模型

ニチモ改造、BREダットサン2000ロードスター 2台目も製作中です。


まず青号。エンジンルーム内は赤なのでボンネット裏を赤くしました。
こういうところはマスキングすると汚くなるので、ボンネットを外して指に持って、
角度を変えて吹けば表には回り込みません。




もう一台ニチモのキットが届いたので、前回と同じメニューでボディを加工します。
ウィンドウのフレームの切り取り加工、エンブレムやウィンカーの除去、各部の凹みのモールドの穴埋め、
テールエンドの裾の切り取り。フロントスカートの穴あけ。ロールバーの穴あけなどやることたくさん。


このグリルのSPSRオーナーズクラブのバッジも削り取ります。


ウィンドウを合わせて穴あけ。




シルバーで赤の染み出し防止をしてからグレーサフと白サフです。そして1番の白で白くしました。




青号は日東シャーシなのでエンジン付き。白サフで白くしてから、赤と水色で塗り分けします。
合わせてみるといい感じ。



赤号もマスキングして塗り分けです。





自作のレーザーデカールを貼り込みました。
レーザーコピーデカールでよろしければ、1枚1100円でお分けできます。赤号と青号の指定をお願いします。
白文字は刷れませんので白デカールに赤ベタと青ベタを刷っています。青はタミヤのライトブルーが近いです。






今回はクリヤーをたっぷり目に吹きました。
やっと赤号も追いつきましたね。
ここから2台一緒に製作します。
お楽しみに。
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1/24 ニチモ改造 BRE ダットサン2000ロードスター SR311製作開始

2021-06-22 07:51:07 | 模型

続いて、オーダーでBREのチャンピオンカー、ダットサン2000ロードスターを製作します。
こちらは44と46の2台製作になります。
ベースは形状に優れるニチモ。1台はフジミシャーシにして、エンジン再現も行う予定です。


まずはBREホイールをレンダリング。前回の240Zに使ったもののリム形状を見直しました。


苦労して作ったデカールデータを、まずはフジミのボディでサイズ合わせをします。





続いて、ウィンドウスクリーンの方をプラ板積層で作ります。段差には瞬着を流してヤスリました。




ヒートプレスして窓を作ります。



プラ板積層してミラーのケーズを作ります。形状は推測です。
ミラー面は段落ちになっています。



色を塗るとこんな感じ。




次はインパネです。上面を写し取り、メーター面はイラレで作図します。
穴の部分をピンバイスで写し取ります。



洋白線でピンを植えて、メーターデカールと警告灯は虫ピンです。
メーターデカールはZモデル。警告灯の周りにインレットを張り込んでいます。



大きなメーターはヒロから。周りに洋白線を貼り込みます。小さなメーターのリングはインレットから。


インパネ完成。


シートはフジミのSR311パーツから。バケットがすごく小さいので拡大します。


周りに1ミリプラ板の短冊を張り込んで。


中央に0.5ミリプラ板の短冊を貼り込みます。周りの形状はハサミで整えます。


パッドの部分に瞬着を流します。



シートはこんな具合。



アルミ缶から切り出してミラーを作ります。つるくびピンセットで段々に折って、貼り込みました。


インパネいい感じ。


ニチモボディが届きました。



こちらの方が柔らかく形状もいいですね。




エンブレムやウィンカーを削り落とします。




リヤカウルの彫刻やワイパーの穴を埋めていきます。
ワイパー穴は同色の伸ばしランナーを埋め込み、小さな丸ノミで削っています。



フロントはニチモは穴が空いていないので図面を書いてピンバイスで開けていきます。
シャーシの受けがあるので苦労しました。





日東のシャーシとニチモのボディの後ろの内装が合わないので、ニチモのパーツを移植します。
日東のシャーシから内装後ろを切り取り、ニチモのパーツの上半分を接着しました。




ボンネットをエッチングソーで切り取り、日東のシャーシに合わせます。
ボディ側にフランジをつけておきます。


シャーシの足元はプラ板で蓋をしておきます。





ニチモのグリルはSPSRオーナーズクラブのバッジがあるので、削り取って再生しました。



真鍮パイプと洋白線でスライド式のヒンジを作ります。タミヤの240ZGと同じ構造です。


シャーシの受けがないと左右に動くので、ストッパーをプラ片から追加しました。



開けた状態で安定します。



ロールバーを立てて、ボディにも貫通する穴を開けます。





ウィンドウを固定して、テープで位置出しして穴を開けていきます。
テープに直接穴をあけるとテープがぐちゃぐちゃになるので、上に貼って位置の見当にします。


赤の染み出しが怖いのでシルバーを吹いておきます。


フジミ日東のボディで色見当。タミヤのライトブルーが良いようです。


グレーサフの後白サフと白塗装。




まずマスクしてボンネットに隠れる部分を塗り、次にボディを塗装しました。タッチアップしていい感じです。




自作デカールで色がずれると嫌なので、ここの部分の形を写し取りマスクして塗装しました。






自作デカールを貼り込み、軽くクリヤーコート。
デカールはレーザーコピー。白文字は水色を白デカールに刷っています。



エアダムも3Dでレンダリングして発注しました。
やっと先が見えてきました。
もう1台のニチモのキットも届くので、そちらも進めないと。












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1/24 タミヤフェアレディ240ZG改 BRE240Z 完成!

2021-06-15 09:09:17 | 模型

タミヤの話題の新製品、240ZG改造BRE240Z 完成です。



まずはエンジンブロックの塗装です。写真は少ないので最近のクローンの写真と当時の写真を組み合わせて参考にします。



キャブレターは3Dのものを使いますが、インマニがないのでレベルユニオンの240Zのものから切り離して使用します。
キャブレタはミッチャクロンを吹いてからシルバーを吹きました。
ファンネルは側面は黒サフを吹いています。




エキパイは2ミリのアルミ線を曲げています。遮熱板を0.5ミリのプラ板から切り出してつけたらほとんど見えません。
スロットルリンケージはユニオンのパーツを削りました。ヒロのプラグコードでパイピングしています。


シャーシに搭載。



エキパイはユニオンレベルの240Zから。出口は穴を開けています。


補機類はユニオンレベルの240Zのものが形状が良かったので使っています。
当時の写真を見ながら位置関係を探ります。





メッシュホースはダイソーの糸を使いました。
瞬着で軽く湿らせて固めています。シルバーで塗装。


内装は押し出しピンの跡が目立つので、調色スティックにペーパーを貼り付けて削っています。




インパネはハセガワの左ハンドル用。ピンなどを植え込んでいます。
左のメーターは小径のデカールを。
シートはユニオンレベルの510から。ロールバーはアルミ線とプラ棒から。


バーにベルトを巻きつけています。




ここのパーツは素晴らしい。メッキパーツとインレット、クリヤーパーツの分割がすごい。


ワイパー基部は針金を植えました。


キーホールは虫ピン。ドアノブは向きや位置決めが大変でした。


ジャッキフックは針金を曲げて植えました。















































写真多めに掲載しました。
楽しんで作ることができました。



コメント (2)
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1/24 タミヤフェアレディ240ZG改 BRE240Z 製作中2

2021-06-13 10:34:36 | 模型

タミヤ240ZG改造BRE240Z 製作進めています。


まずは注目の窓枠。メッキのABSパーツ。まずミッチャクロンを吹き側面の四方から黒サフを吹きます。
上面は薄め液をつけた綿棒でやさしくこすると綺麗なメッキが現れます。かなりこれはいいですね。




フロント側、どうもクリアーパーツがうまくつかないと何度も接着剤を塗っていたら、よく取説を見たらワイパーカウルの隙間に挟み込むということが判明。隙間に滑り込ませたらぱちっと決まりました。
よく取説を読みましょう。あとでワイパーカウルが接着剤の分だけ浮いてしまい苦労することになります。



リヤはウィンドウをつけたあとでヒンジを真鍮パイプと針金で作ります。
ダンパーも稼働しませんが真鍮パイプでつけてみました。



サイドウィンドウも接着。メッキモールはいいですね。






グリルとバンパーはハセガワのもの。グリルはヒンジが入るように裏を削りこんでいます。




フロントの足回りを組みます。そのまま組んだら車高が高めだったので、一旦外しコイル部分を二巻分カット。
流し込み接着剤で接着し直しました。
ロワーアームは手で曲げて上へ曲げています。車高はかなりいい感じです。



リヤも二巻分カットしてロワーアームと車軸も上へ曲げています。
自作ホイールに合わせてピンは2ミリプラ棒で立てています。




車高はバッチリ。



窓の部分のシールも作っておいたデカールで再現。







この佇まいたまりません。いいですねー。
インテリア、エンジンへと続きます。
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1/24 タミヤフェアレディ240ZG改 BRE240Z 製作開始

2021-06-12 07:48:51 | 模型

話題の新製品タミヤの240ZGが届きました。
前からやりたかった高解像度のBREZ 始めたいと思います。


タミヤのZにハセガワのノーズを合わせてみると、驚くほどピタリと合いますね。
細部のすり合わせでいけそうです。


簡単なやすりがけでいけそうですね。幅はほぼ一緒でした。タミヤ幅広げてなくてよかったです。





注目のヒンジ構造。かなり華奢なつくりですがスライドして開閉します。ハセガワのグリルを削り込んで
タミヤのボディ側の突起を削ってなんとか収まりました。



ぱちピタで閉まりますね。ハセガワのライトバーは枠のモールドを削り取り、ボディに合わせて削ります。



各部のエンブレムなどの凹みを埋めていきます。光パテを使っています。


リヤゲートの下のフランジをつけます。



リヤの熱線の彫刻は削ってから磨きました。



テールゲートも鍵穴を埋めて、スポイラーの形状を小変更。
フロントスポイラーはユニオンの510の部品を複製して、パテを盛って大型化しました。


前の晩にハセガワのボディで合わせて作ったデカールデータも問題がないようです。


グレーサフで傷を消して白サフと1番の白で白くして、腰下に黒サフを吹き付けました。




タミヤの曲線マスキングテープと3Mのマスキングでマスクして、まずクリヤーを吹いて養生し
シャインレッドをぱらっと吹いてから徐々に赤くしていきます。
さらに3番の赤でデカールの色味に合わせて色調整していきます。


こちらもマスキングして塗装。


データはクリヤーデカールと白デカールにレーザーコピーしました。






デカールは貼り込んでクリヤーコート。



前に作っておいた3Dのホイールにプラ板でリム増しして幅を広げました。タイヤは何かのスリックタイヤです。
コブラデカールのグッドイヤーを貼り込みました。






実にかっこいいですね。製作楽しみです。
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