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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 ニチモ改造 BRE ダットサン2000ロードスター SR311製作開始

2021-06-22 07:51:07 | 模型

続いて、オーダーでBREのチャンピオンカー、ダットサン2000ロードスターを製作します。
こちらは44と46の2台製作になります。
ベースは形状に優れるニチモ。1台はフジミシャーシにして、エンジン再現も行う予定です。


まずはBREホイールをレンダリング。前回の240Zに使ったもののリム形状を見直しました。


苦労して作ったデカールデータを、まずはフジミのボディでサイズ合わせをします。





続いて、ウィンドウスクリーンの方をプラ板積層で作ります。段差には瞬着を流してヤスリました。




ヒートプレスして窓を作ります。



プラ板積層してミラーのケーズを作ります。形状は推測です。
ミラー面は段落ちになっています。



色を塗るとこんな感じ。




次はインパネです。上面を写し取り、メーター面はイラレで作図します。
穴の部分をピンバイスで写し取ります。



洋白線でピンを植えて、メーターデカールと警告灯は虫ピンです。
メーターデカールはZモデル。警告灯の周りにインレットを張り込んでいます。



大きなメーターはヒロから。周りに洋白線を貼り込みます。小さなメーターのリングはインレットから。


インパネ完成。


シートはフジミのSR311パーツから。バケットがすごく小さいので拡大します。


周りに1ミリプラ板の短冊を張り込んで。


中央に0.5ミリプラ板の短冊を貼り込みます。周りの形状はハサミで整えます。


パッドの部分に瞬着を流します。



シートはこんな具合。



アルミ缶から切り出してミラーを作ります。つるくびピンセットで段々に折って、貼り込みました。


インパネいい感じ。


ニチモボディが届きました。



こちらの方が柔らかく形状もいいですね。




エンブレムやウィンカーを削り落とします。




リヤカウルの彫刻やワイパーの穴を埋めていきます。
ワイパー穴は同色の伸ばしランナーを埋め込み、小さな丸ノミで削っています。



フロントはニチモは穴が空いていないので図面を書いてピンバイスで開けていきます。
シャーシの受けがあるので苦労しました。





日東のシャーシとニチモのボディの後ろの内装が合わないので、ニチモのパーツを移植します。
日東のシャーシから内装後ろを切り取り、ニチモのパーツの上半分を接着しました。




ボンネットをエッチングソーで切り取り、日東のシャーシに合わせます。
ボディ側にフランジをつけておきます。


シャーシの足元はプラ板で蓋をしておきます。





ニチモのグリルはSPSRオーナーズクラブのバッジがあるので、削り取って再生しました。



真鍮パイプと洋白線でスライド式のヒンジを作ります。タミヤの240ZGと同じ構造です。


シャーシの受けがないと左右に動くので、ストッパーをプラ片から追加しました。



開けた状態で安定します。



ロールバーを立てて、ボディにも貫通する穴を開けます。





ウィンドウを固定して、テープで位置出しして穴を開けていきます。
テープに直接穴をあけるとテープがぐちゃぐちゃになるので、上に貼って位置の見当にします。


赤の染み出しが怖いのでシルバーを吹いておきます。


フジミ日東のボディで色見当。タミヤのライトブルーが良いようです。


グレーサフの後白サフと白塗装。




まずマスクしてボンネットに隠れる部分を塗り、次にボディを塗装しました。タッチアップしていい感じです。




自作デカールで色がずれると嫌なので、ここの部分の形を写し取りマスクして塗装しました。






自作デカールを貼り込み、軽くクリヤーコート。
デカールはレーザーコピー。白文字は水色を白デカールに刷っています。



エアダムも3Dでレンダリングして発注しました。
やっと先が見えてきました。
もう1台のニチモのキットも届くので、そちらも進めないと。













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