sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

新製品レベル1/24ジャガーEタイプ 製作開始

2021-02-23 13:28:05 | 模型

レベルの新製品、ジャガーEタイプの製作を開始しました。


今回のレベルのEタイプ、エレールやグンゼ以来のニューキットということで期待が高まります。
前回の投稿で、全く合わないボンネットフードを、ドライヤーで炙ってから手で曲げて合わせています。
ボディを細かく見ると、面の荒れやヒケが多くみられるようです。
特にこのリヤゲート左側やリヤフェンダー上に面のヒケやパーティングラインが走っています。
各パネルのキワも引けているので、筋彫りの周辺も一皮剥くようにやすっています。


ここも大きなヒケがありますね。スポンジヤスリで面出ししてから、ペーパーで整えます。



フェンダー上のミラーは気になったので、ランナーを四角い断面に削ってからライターで炙って伸ばし
このように差し込んで瞬着で固めてから切り出して面を整えます。裏側も出っ張らないように事前に短く切って差し込んでいます。


ボンネットや口の周りにもヒケや段差があるので、よくやすっておきます。

全体に面を整えていきました。




よくやすってからグレーサフを吹いて調子を見ます。ボンネットはここまで合わせています。



全体形はこんな感じ。ボンネットのキャッチは、実写の形状を参考に少し小さくしました。


この唇の形状がEタイプですね。この分厚い唇がいい感じ。エレールは薄くて硬い表情でした。
この唇のあたりも段差があるのでよくやすっておきます。


成型色の赤の染み出し防止の保険も兼ねて、一度全体にシルバーを吹きました。

タミヤのガンメタルをショット。


全体を一体化してもう一度ガンメタルを吹きました。




さらに、リヤゲートに小さなデカールを貼って、クレオスのクリヤーを何回かに分けて薄く吹き重ねていきました。
タミヤのカラーの上からクレオスのクリヤーは溶けて流れやすいので、一度には吹き重ねません。
最後にクリヤーをたっぷり目に吹いて、少し乾燥させましょう。


レベルのデカールは毎回感心するのですが、このエンブレムデカールもいい感じ。ボディカラーの上でうまく発色してくれました。

懸案のホイールはこのジャガー用の新規ホイールをポルトガルのFPPモデルにオーダーできたので、到着まで待ってみようと思います。
コメント
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