エッシーは模型の世界ではこのごろ余り手を出しちゃイケナイらしいと言われていますが、なかなかどうして作ってみると楽しいキットでした。
たしかに信じられないほどボディが反っていたり、モールドが溶けていたりは当たり前。部品のつく位置や塗装指示があいまいだったり、いまの目で見るとつらいこともありますが、どくとくのクルマらしさがある70年代のこのシリーズは捨てがたいです。何しろデカールの質が良いので意外にかっこいい完成品になります。
ザクスピード・エスコートGr.2は箱好きにはたまらないシンプルなフォルム。ほとんどサニーですね。ボディはひずんでいなくてモールドもかっちりとしていて、エンジン部分や内装もしっかりとした出来でした。資料は箱絵とインストの白黒の実車写真、最近のミニカーの画像ぐらいしかないので、逆に気楽に作れます。
ホイールなどはメッキシルバーをどぶ付け(かっぱコーヂさん直伝)、良い時代になったものです。
デカールも貼りやすく、何ともかっこいい完成品になりました。
320iGr.5は逆にノーズは3ミリエビ反って、ルーフは2ミリ垂れ下がると言うひどい状態。ノコを入れたり手で曲げたりして、なんとか整形しました。エンジンなどもヒケがひどくモールドが溶けた状態、でも完成してみると悪くないのです。クルマらしい佇まいというか、いかにも走りそうな感じというか、ウィングなどの細かい部分のモールドが妙に効いています。70年代のリアルタイムのかっこよさを味わいたい人には、エッシーのこのツーリングカーとラリーカーのシリーズはお薦めです。
たしかに信じられないほどボディが反っていたり、モールドが溶けていたりは当たり前。部品のつく位置や塗装指示があいまいだったり、いまの目で見るとつらいこともありますが、どくとくのクルマらしさがある70年代のこのシリーズは捨てがたいです。何しろデカールの質が良いので意外にかっこいい完成品になります。
ザクスピード・エスコートGr.2は箱好きにはたまらないシンプルなフォルム。ほとんどサニーですね。ボディはひずんでいなくてモールドもかっちりとしていて、エンジン部分や内装もしっかりとした出来でした。資料は箱絵とインストの白黒の実車写真、最近のミニカーの画像ぐらいしかないので、逆に気楽に作れます。
ホイールなどはメッキシルバーをどぶ付け(かっぱコーヂさん直伝)、良い時代になったものです。
デカールも貼りやすく、何ともかっこいい完成品になりました。
320iGr.5は逆にノーズは3ミリエビ反って、ルーフは2ミリ垂れ下がると言うひどい状態。ノコを入れたり手で曲げたりして、なんとか整形しました。エンジンなどもヒケがひどくモールドが溶けた状態、でも完成してみると悪くないのです。クルマらしい佇まいというか、いかにも走りそうな感じというか、ウィングなどの細かい部分のモールドが妙に効いています。70年代のリアルタイムのかっこよさを味わいたい人には、エッシーのこのツーリングカーとラリーカーのシリーズはお薦めです。