やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

細野晴臣ロバライブ

2011-11-13 | art
ここで前振りしたけど、いよいよ細野
晴臣さんのライブを迎えた。ロバハウス
主宰の松本雅隆さんの夢のひとつがまた叶う。

ことのはじめは細野さんに雅隆さんが
ハーディガーディを貸したのがコトの
始まり。回転式鍵盤楽器であるハーディ
ガーディが面白くなって注文もするほどに。

ライブにおいても、ハーディガーディを
弾くっていうことで、一曲だけ松本さん
上野さんというロバハウスのメンバーとの
セッションも実現。



いやぁ、もう感激。リハの段階から、
目の前で細野さんがギターを弾いてることが
信じられない。

はっぴーえんどはYMOの後に知ったクチ。
息の長い音楽活動を通じて、ミュージシャンを
はじめ多くの人達に影響というか感動を
あたえ続けている。



基本はこの春リリースされた「HoSoNoVa
という1920年代のカバー集の演奏会。
レコーディングにも参加したコシミハルさん
(アコーディオン)、高田漣さん(マンドリン)、
伊賀航さん(コンバス)。

カバーよりオリジナルがいいですよ、と
言いながら演奏する軽妙さもなんとも渋い。
1920年代の曲はよく聴いてるそうだ。



ここに住みたいなぁとか、でも焼却炉が
近くにあるしなぁとかよく観察してはるし、
バランス感覚も絶妙。

日本語の歌詞に訳したので歌いますって
始めたら、最初のワンフレーズの言葉で
これは、歌えません、英語で歌います、
ってやり直しにも会場は爆笑に包まれる。

練習したり弾きこむと飽きるから、
練習しないんです、と言いながら、
みなさんは一に練習、二に練習ですよ
なんて煙に巻く。

アンコールでは1人再登場して、
恋は桃色、ろっかまいべいびい、
風をあつめてを弾いて拍手喝采。



打上にも参加下さり、遅くまでいろんなことを
話してくださるし、聞いてくださるし、
いいですねぇと気に入った話には相槌を・・
ゆるい空気が心地よかった。