やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

キャベツの定植とさつまいも堀り

2009-10-18 | 農・生物
昨日の農業はまずはキャベツの定植。

発芽して葉っぱが4枚くらいにまで
成長しているのが箱一杯になっている。

農家の方がそれを取り出して
土に置いていくのを、等間隔に
畑に植えていくのが手伝いの担当。



幼いキャベツが2~3くっついて
いるのを、一つにして分けて植えていく。

その際根っこが少々切れる位に
いじめた方がよく生育するらしい。

根や葉を切ってやった方が
生育にいいとか、いい作物が
できる場合がままあるのが生命の不思議。

もう発芽は終わってるのだけど
生命の誕生に立ち会っているような
助産婦のような感覚になる。



植え終わった後を見ると
間隔をあけて小さいキャベツが
並んでいる様はかわいい。

水をやって、堆肥をかけ、
覆いをセットするとできあがり。



お茶や柿をいただいて休憩した後は
後半戦はさつま芋掘り。

畝を越えて芋の蔓がこんがらがっている
のをまずほぐす。

いるいる、大きな芋虫や毛虫が!
今年はかなり虫にやられて葉っぱが
けっこうぼろぼろにされていたが
犯人がぞろぞろいる。



試し堀した農家の印象では
あまり出来がよくなかったらしいが、
土を掘っていくと意外に芋の方は
うまく育っていた。

あんなに虫たちに葉っぱを
食われていても、よく育ったなぁと
ちょっと感動しながら掘り進む。

いろんな形でいろんな方向に
芋が生長していっている。
どれひとつとして同じモノはない。



キャベツの定植といい
さつまいもの芋掘りといい
命に触れた感覚がいつもより
強かった。

ご苦労さんとねぎらっていただき
芋、フェンネル、柿などを
お裾分けいただく。