やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

豊作な稲刈り

2009-10-10 | 農・生物
今日は待ちに待った稲刈り。
田植えが始まりの号令だとすると
稲刈りはフィナーレの号砲。

心配された台風にもびくともせず、
実った穂が田んぼ一面を揺れ動いていた。

まずは稲を刈って束ねていくのだが、
機械で刈りやすいように
田んぼの周縁を刈っていく。

稲の株を掴み、根本近くに鎌を走らせ、
ジギュッと刈る感触!
1年ぶりに味わう切れ味が穂の強さを感じさせる。

数束をまとめて、去年の藁3本で縛って一丁あがり。

農家の方はぐいぐいバインダーで刈っていく。
これが優れもので、刈って麻紐で束ねるまでやる。
これが僕たちなんかよりデキがいい。
早いのはもちろん、麻紐で束ねる強度もお上手。



束ねた稲を干すための稲架を組み立てる。
三脚を等間隔にセットして、連結させた
鉄製ポールを上に乗せていってできあがり。

機械や人が束ねた稲をどんどんこの稲架に
かけていくと立体的なオブジェができてくる。



ほとんど終わった頃に、バインダーが終わった
農家の人が駆けつけて、稲架の一カ所三脚が足りて
ないので強度不足との指摘を受けて、平謝り。

4人がかりで、三脚をあとから挿入することに
なったんだけど、これがほとんど持ち上がらない。

この重さに耐えられない稲架だと折れたりすると
あとから大変になることがここに来てやっと身にしみる。

稲穂は重さを実感感して、またみんなに謝る。
ほんとごめんなさい。多めに三脚を立てておけば、
こんなことにはならなかった。

何割か稲穂を下ろして、無事三脚も挿入できて、
残りを仕上げることができた。



ちょうど日暮れ時。
失敗もあったけど、天気にも恵まれて
ほんといい一日だった。

農家の方に、1反(約300坪)借りれる機会が
あったら自分でやりたいと聞かれ、やってみたいなぁと思った。

うまくはできなくても、化学肥料も農薬も使わないで
お米を作ることに挑戦できたら楽しいだろうなと。