心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

「京ことば」と「京町家」

2014-10-06 21:40:28 | 京都
昨日は雨の中、「京ことばの会」の10周年記念イベントに行って来ました。

友人がこの会に入っていたので、何度か見に行かせて頂いてました。

今まではお寺や町家で開催されていたのですが、
今回は10周年の記念イベントということで、京都国際交流会館で開催されて、多くの方が来られてました。

京ことばの寸劇、朗読など、楽しく拝見させていただきました。

私は京都に住んで20年以上経ちますが、聞いたことの無い言葉や、数え歌など沢山あり、、、毎回、新鮮な気持ちで楽しませて頂いてます。

このイベントの中で、京ことばの会の開催場所であった「四条京町家」が無くなるというのを町家のオーナー様がお話されました。
相続税や固定資産税などを考えて、止むを得ない決断なんだそうですが、、、
こうやってどんどん京町家が無くなり、町の姿が変わって行くのは止められないのでしょうか?
京町家がマンションやビルに変わるのを見るたびに、悲しくなります。

町家風のお店やさんが増えて行くのも一つの存続手段かも知れませんが、、、
昔の造りの町家がよい形で残せる仕組みを作らないと、次世代の人はそれを守れなくなってしまいます。

京町家の保全や改修など、守るために努力されている方々も沢山いらっしゃいます。しかし、それでも売られて建て替えられて行くのは、何故なんでしょ。

行政のご担当の方々にしっかり考えていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



京ことばと言えば、、、

前の職場でこんな一斉メールが所属全体に届いたことがあります。
「むしやしないを置いておきますので、お好きな時にどうぞ」って、、、

「むしやしない」って何???
虫???

そっと見に行くとそこには、旅行に行った人のお土産のお菓子が置いてありました。
虫じゃなくて良かったわ

「むしやしないは」京ことばで、「お腹の虫を抑えるちょっとしたもの」って意味だそうです。

10月の「むしやしない」はこんなのどうでしょ。

左の袋入りマシュマロはかぼちゃの形をしています。
右の箱の中には小さいかぼちゃ味?色?のチロルチョコが沢山入ってます。

新製品や季節限定ものに弱いのでついつい買ってしまいます