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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

定番のトマトソース

2007-04-08 | その他あれこれ
・市役所にて選挙。政策のマニフェストとやらが、どれこれも似た感じで全体的に盛り上がっていない感じ。にもかかわらず、市役所前には車がいっぱい止まっているなあと思っていたら、どうやら付近の会場で開催される演歌ショーを観に来た人達らしい。選挙は演歌には勝てんようで・・・。



・昨日のフキノトウの写真。雪解けとともに顔をのぞかせる春植物。昔、ふきまんぶくという絵本が我が家にあったのだが、内容というよりは強烈な絵がすごく印象に残っている。田島征三さんという方が著者だったのか・・・。

・買い物をしたり、あれこれと用事を済ませているうちにあっという間に11時20分。本日は子供と二人で昼食を作る。我が家の定番である、トマトソース。みじん切りにんにく、角切りベーコン、ホールトマト缶、輪切りナスと材料は至ってシンプル。9分間パスタ麺をゆでた後、ソースに絡めて完成。



・こんな単純な作業だが、慣れない二人が担当すると、ゆうに40分はかかってしまう。必要以上にボールやザルを使うので、洗物もなぜかたくさんに・・・。で、味はというと・・・。ビギナーズラックとでも言うべきか、茹で加減、塩加減ともに絶妙。こういうことがあると、また作ろうかという気にもなる。

春準備

2007-04-07 | その他あれこれ
・9時から町内会でごみステーションの清掃。アパートの多い町内会なのでろくに人が出てこないかと思ったが、案外、大勢の人が集まる。市役所の担当者から分別の仕方に関するポイントを習いつつ、溢れかえる未回収ごみの整理。一つ一つゴミ袋を開けて、正しく分別する。

・未回収ごみがステーション内に満杯になり、そのせいで普通のごみが外に放置される。その結果、カラスにつつかれて、ステーション周りは散々な状態になる、という悪循環になっていたのが、どんどんと整理される。やはりみんなでやれば早い!結局、1時間弱で完了。皆さん、よほど耐えかねていたのか、実に清々しいお顔である。ごみ問題については色々と言いたいこともあるのだが、何はともあれ、こうした活動をしていると生活しているなあという実感が湧く。

・駐車場の雪も溶けたので、ママさんダンプなどの雪ハネ用具一式を物置に仕舞い、自転車を引っ張り出す。ついでに、物干し竿も取り出して、庭先にセット。そう、富良野では物干し竿を”季節もの”だったのだ・・・。最初の年に、そのまま雪の中に放置しておいたら、屋根から落下した雪の塊によって完全に破壊されたことあった。



・小春日和に誘われて、子供を後ろに乗せて自転車で河川敷へ。雪がかなり溶け、野球、テニスなどスポーツがひそかに始まっている。向いの”なまこ山”もかなり地面が見えてきたようだ。今まで雪の下にあった河川敷の斜面はまだ”眠っている”状態で、新芽が開くところまでには至っていないが、フキノトウが芽を開こうとしているのが時折目に留まる。



・河川敷にはヤナギが生えているが、ふと見ると、花が咲いている。何ともかわいらしい姿。そういえば、ヤナギの分類は「苦手」とかいいつつ、全然、まじめにやっていない。今年くらい、見分けられるようにならないといかんなあ。

ネマガリダケの歩き方

2007-04-06 | その他あれこれ
・新年度、初めての出勤。といいつつ、いくつかのメール書きなどに追われているうちに時間が過ぎる。隙間を縫うように、ヒノキ論文の最終原稿(の一歩手前)のPDFファイルを皆さんに送る。まだミスがいくつかあるようで・・・。自分自身ではもはやチェックができなくなっているようだ。

・4月初めのスギ植栽試験地の設定スケジュール。12日測量。16日苗木受け取り、17日植栽。トドマツ標高別試験地のサンプル採取はやはり雪が溶けてからではないとだめだそうだ。「ササは雪の下、トドマツだけが雪の上」といような理想的な瞬間がないかと思ったのだが、930mとか1100mはネマガリダケなので、トドマツはササと一緒に雪の中に倒れているらしい。

・高山帯のアカエゾマツのサンプリングが思い出される。掻き分けて進もうとするも、ネマガリダケに押し戻されるというアレである。もう一度あれをやらねばならんのか・・・。そうと決まれば、雪が溶けてから、もう一度、ネマガリダケの海の中を泳ぐようにサンプリングする覚悟を決める。

・久保さんのブログでは、トドマツ母子モデリングのベイズ推定が進行中。興味深いが、今のところ理解に至っていない(けど、なんかすごそう)。ということで、来週お伺いする旨、連絡を取る。今回の論文では、モデル自体の方法論をメインにしているわけではないので、論文全体の中でモデルをいかにうまく表現するかが難しいのかも。それにしても、セーフサイトの質の評価と散布パターンの個体差を推定する部分については、かなりオリジナリティが高い結果が得られているのではないだろうか。プリントアウトして熟読しつつ、何とか理解しようと努める。

・それにしても、どうも本学のメールサーバーが調子悪そう。4日以内に届かなかったとかいう自動返送メールが英文メールが次々と送られてくる。先方には、ちゃんと届いているんだけど、何とかならんもんか・・・。

ハクチョウ農法?

2007-04-05 | フィールドから
・ついに福岡出張も終わり。美味しいものがたくさんあって活気もある,つくづくいい街である。空港にて,林木育種センターの面々と再会。つい,からし高菜とゆず胡椒をお土産に勧めてしまう(大きなお世話!?)。例によってまたお土産を買い込む。子供のお土産が完了していると空港のこの時間が気楽だ。

・空港ロビーにて,ヒノキ論文の最終チェック。改めて直された英文を吟味したり・・・と。この段階になると,さすがに,すらすらと読みなおすことができる。Figもテキストの後ろに貼り付けたし,フランス語のアブスト再チェックが返ってきたら,いよいよ投稿である。やっぱり,投稿中の論文がないと,日々のドキドキ感が足りない。

・トドマツ論文の方は,久保さんにお願いしているモデリングが徐々に進行中のようだ(有難い!)。自分たちでは見えていなかった色んな側面が浮き彫りにされてる感じ。いかに自分で解析(らしきもの)をしているときに,切り捨てている情報(本来は切り捨てちゃいけなかったりするのだけれど・・)が多いかということがよく分かる。どのような結果が飛び出してくるか楽しみだ。

・機内では,アカエゾマツ論文に着手。2時間くらいで改訂した文章を読み返してみると,さすが,やっつけ仕事。まるでなっていない。イントロの第二パラグラフはの山岳地帯の針葉樹の遺伝解析におけるlandscape geneticsの効能(?)を述べるつもりなんだけど,これじゃあ伝わらないねえ。ということで,全面改訂。やはり一度レビューしておいた,Oline et al. 2000 EvolutionとRobledo-Arnuncio et al. 2005 J. Biogeographyが役に立つ。

・第三パラグラフはアカエゾマツの歴史的分布変遷を簡単に述べる。まずは,植物遺体の研究から氷河期には本州でも広がっていたこと,花粉化石のデータから北海道でももちろん大きな集団があったが,温暖化にともない大きく縮小して,現在のようなハビタットに押し込められたこと,を言えばいいはずだ。しかし,もう少し文献を揃える必要があるな。五十嵐八重子さんのいくつかの文献(第四紀研究)と植物遺体の文献が必要だということをメモしておこう。

・千歳から札幌までは雪がすっかりなくなったと思っていたら,滝川付近から雲行きが怪しくなる。いつの間にか,吹雪。と,野花南を過ぎた辺りで異様な光景に出会う。白い大きな固まりが田んぼにあちこちと。どう見ても,これは白鳥だよねえ。一瞬,新手のアイガモ農法ならぬ,白鳥農法か・・・と思ったが,よく見ると総勢200羽があちこちに・・・。何を食べているのか,皆さん忙しそう。何とも不思議な光景である。





博多の胃袋

2007-04-04 | フィールドから
・最終日。9時からの林木育種談話会に参加。昼からの世話人をやっているので、何となく遅れられない感じ。ところで、地下鉄は既に七隈線が出来ていて、それなりに複雑になっている。以前との違いに過ぎ去った時間を感じたり・・・。



・談話会では、黒田慶子さんによる抵抗性メカニズムに迫ろうとしている内容がやはり興味深かった。ずいぶん以前からやっておられたとのことで、もっと前に話を聞いておくんだった・・・という思いを抱いた人は多かったのではないだろうか。

・アンデルセンで購入したパンを会場でかじりながら、午後から開催されるバイテク林木育種研究会の準備。挨拶の内容を考えたり、プロジェクターのチェックをしたり・・・。世話人を務めるのは今回で6回目。このじりじりとした時間の過ごし方は毎年のことだけど、ちっとも慣れない。ところでこの研究会、既に内容が「バイテク」ではないような・・・。むしろ午前中の談話会の方がそんな感じで、こちらはどんどん回顧している感じもある。

・今回は、4名の方々に発表を依頼。毎度のことだが、最終日の午後というのは、「人が来てくれるのか」とか「質問が全くでなかったらどうしよう」とか、司会としては心配だらけである。幸い、話題提供者がそれぞれに補完しあうような「いい流れ」を作ってくれて(偶然??)、うまくつながったような気もする。話の内容やテンションもそれぞれで、結構、新鮮な印象だった。育種センターの武津さんの発表では、過去から現在までの広葉樹研究の詳細なレビューがあり、非常に勉強になった。若いのに既存の研究やイベントまでサーベイし、しっかりと練り上げた構成には脱帽である。

・司会をやっていると総合討論が一番怖い。どんどん意見が出ると楽なのだが、今回は間を空けずにどんどん指名してしまうことにした。たぶん、突然指名されるので、会場の人たちは気が抜けなかったかも。ありがたいことに、指名された皆さんは驚きつつもきちんとしたコメントをしていただいて、本当に感謝・・・。何とか無事閉会。毎度のことながら、脱力。

・小打ち上げ後、子供のお土産を探しに、天神のデパート岩田屋へ。今、幼稚園児の人気アニメ、恐竜キング関連グッズなどを購入。最後に例によって地下の食料品売り場へ。かつてのおなじみの売り場だが、相変わらず活気に溢れている。地下1Fと2Fはどちらも食品売り場。博多の胃袋はでかい。


初参加の人々

2007-04-03 | フィールドから
・本日は、朝9時から京都のSさんのカツラ長距離花粉散布の発表。ぎりぎりまでスライドチェック。うむ、後は本番のみ。初めての口頭発表とは思えない落ち着き。最近の学生は大したもんだ。時間的にも申し分なく、練習しただけのことはある。問題の質問だが、想定外のものが多く、こちらもびっくり。総合討論でもいくつか示唆に富む質問やコメントをもらえたのは、興味を持っていただいたということであろう。何はともあれ、最初にしては上出来!

・昨日に引き続き、分子生態と隣の育種のセッションを行ったり来たりで忙しい。途中抜けていたのに総合討論で発言するのも妙だし(といいつつ、勝手な発言してたけど・・・)、何とも中途半端な感じ。分子生態セッションでは、長野県のKさんの発表が面白かった。ブナの移植問題について、葉緑体タイプで天然林と人工林の比較をするというところまでは他の報告と似ているが、多雪地と寡雪地という2つの顕著な環境条件では、局所適応している(であろう)個体群を他方へ移動させると、”枯れ下がる”など目に見えた被害が出ることを示唆する結果。こうした表現型まで含めたデータが引用できる論文になるといいと思う。

・夕方からポスター会場へ。これまた初参加のOさんは・・・と見ると、おお既に誰かに説明している最中。補足説明など、ヘルプに行く。GLMMの説明とか心配だったのだが、なかなか堂々としたもの。2人3人とお客が増えると、当方がいることで、かえって邪魔になっていることに気がつく。ということで、ポスター周りでうろうろしながら、知り合いに挨拶。と同時に、「よかったら、見て行ってくださいよ」と無理やりにポスターへと連れて行く。まるで、客引き。全体的には、好感触だったようで何よりだ。

・6時半から懇親会。「T13セッションの打ち上げ」ということだったのだが、ふたを開けてみると、昆虫や樹病の合同懇親会で立食パーティ。ほとんど話したことがない人ばかり・・・かと思いきや、何人か知り合いもいることが判明。皆さん実に楽しそうで、この世界にはまた独特の強い連帯感があるようだ。懇親会終了後、ホテル前に屋台に吸い寄せられる。キビナゴ(カタクチイワシ)とヤマイモの串焼きを肴にビール。最後に、博多ラーメンを頂いて、本日閉店。

桜と新緑

2007-04-02 | フィールドから
・車窓の風景。わずか4日前に来たばかりの福岡だが、既に桜は満開である。しかし、今回改めて目を惹いたのはクスノキなど常緑広葉樹の新芽である。若草色からえもいわれぬ赤、橙など実に多様である。桜がその儚さに魅力があるとすれば、新緑はその対極にあるとも思える。実に生命力に溢れていて個人的に好きだ(地味だけど)。



・受付を済まし、山梨のNさんとともに森林学会賞受賞講演を聴講。今回の学会賞は、井上真さんのコモンズの協治論と大住克博さんの北上山地の広葉樹林成立と過去の土地利用の話(既に購入済みの本の内容)。また、奨励賞は神戸大の石井弘明さんによる林冠構造と生産性や多様性の関係の話、道立林業試験場の今博計さんによるブナ・マスティングの究極要因における相対的重要性の話、日本大学の吉岡拓如さんによる森林バイオマス資源の話であった。時間の関係で吉岡さんのお話だけは聞くことができなかったのだが、他の皆さんのお話はとても興味深かった。

・中でも、石井さんの林冠構造の話はとりわけ面白かった。彼は、アメリカのワシントン州の林冠研究施設での林冠構造の調査と苫小牧でのクレーンを使った研究を引用しながら、普段あまり気にすることのない林冠における垂直構造を紹介してくれた。彼によると、枝先から下部への垂直方向は、植生の遷移段階になぞらえられるという。

・つまり、頂点の枝は若木できれいな円錐形だが、それから下がるにしたがって成熟していくと成熟個体のように徐々に円錐形が崩れ、力枝付近になると部分的に枯死したりする老熟個体、というわけだ。言われてみれば、そのとおりだが、考えもしなかった。また、空間の複雑さが生物多様性を維持するためのハビタットを提供していること、枯死枝の量からすると炭素固定量は無視できないほど大きいなどという話も興味深かった。

・いよいよ発表本番。T13セッションは、一人15分の時間で説明を行い、それに対して質問を受けるというもの。一人目の発表が終わったところ、ふと自分のポスターを見ると、既に人が来ている。それはいいのだが、既に誰かが説明している!?こんな離れ業をやってしまうのは、もちろんWT(本当(?)はWS・・・)氏である。自分の発表のときにも近い距離から見つめられて、冷や汗ものの異様なプレッシャー。質問に対しても、真っ先に答えてくれたりして、相変わらずの健在ぶりである。

・しかし、森林を歩いてきた人の意見は、なかなか示唆に富むものが多い。どんな厳しい突込みがあるかと思いきや、終始にこやかで、結局、喜んでいただけた(?)ようで・・・。そのほか、T13のセッションでは、ヌルデミミフシというヌルデにアブラムシがつくことによってできる虫えいに、なぜタンニンが含まれているかという研究がとても面白かった。穴を開けるとアブラムシの天敵であるヒラタアブ(?)が入ってきて食われてしまうので、それを防ぐためにアブラムシがヌルデに高濃度タンニンを出させているのではないか、ということを示唆する内容。

・何より、このヌルデミミフシがかつての日本女性のお歯黒の原料となっており、そうした文化の担い手たるアブラムシの多様性を保全するのは大事だという彼女の主張には大いに共感してしまった。当方も、鬢付け油の原材料であるハゼノキ(これまたウルシ科)の品種識別の論文を書いたことがあるので、こうした話はやっぱりロマンがあっていい、と思ってしまう。やはり、文化や人との関わり合いの中でのストーリーを整理してくれていると、ただ単に種多様性が高くなるような森林管理(施業)をしなければいけない、といった主張よりはずいぶんインパクトがある(と思う)。好みの問題かもしれないが、案外、こうしたことは大事な気もする。

芸は身を助く(?)

2007-04-01 | Weblog
・4月1日、エイプリルフール。いつの間にか,新しい年度となってしまった。いきなり福岡から業務(?)開始。滝川から千歳までの特急内で,当機関のMくんの原稿と関連論文を読む。この原稿は,低標高域に設定された事業的なエゾマツ造林地における植栽木の生育状況と押し幅に更新した天然更新木の種組成とサイズを調査したというものである。至って記載的な報告だが,事業的なエゾマツ造林地のデータがそもそも少ない上に,本報告のように低標高に造林された例は皆無なので,実に“貴重”なのである。

・論文(的?)の文章を書きなれない人にとって,一番の難関は考察だろう。はじめに,調査地と方法,結果などと比べると,いかにも自由自在に書いていいわけだが,逆に大海にボートで漕ぎ出すようなもので,一体全体,どのように書き進めればいいか途方にくれてしまう。当方が察するところ,特に,既存の報告をどのように引用し,自分の研究と対比しながら,一定の結論を導きだすというところが難しいようだ。と,Mくんの原稿をと見ると,これが意外にも(?)なかなか頑張って考察しており,関連論文もしっかりと引用している。彼が書いた最初の論文に比べると,まるで別人である。

・やはり,書き続けることというのは人を成長させるのである。ううっ,お父さんは嬉しいよ・・・とか何とか感慨にふけりつつ,文章を冷静にチェック。ほめておいて落とすようだが,細かい文章表現はまだまだで,例によって赤ペンですごい状態になる。初めての人だとびっくりして落ち込むところかもしれないが,彼は慣れっこなので大丈夫なのである(と思う)。文章チェックは飛行機の中まで続き,久しぶりに十分な推敲ができた。こうして文章にまとめると,調査だけでは見えなかった部分が出てくるのが醍醐味だ。

・本調査と既存研究を合わせて考えると,エゾマツ造林は低標高でも十分可能で,むしろ1000m以上の高標高に苗畑で養成した苗木を植栽するときこそ注意が必要なようだ(山引き苗で生存率が高いのは,標高に対する適応が関係しているのであろう)。また,エゾマツカサアブラムシの被害は目立つけれども,長期的には大きな問題にならないということもはっきり言えそうである。本調査地では,天然更新したウダイカンバの下にエゾマツが生育するという二段林状態となっており,エゾマツ資源保続という観点でも,林業経営としての観点でも,興味深いデータとなっている。本原稿は森林立地に投稿予定なので,皆さんのお目に留まる日も近い(といいんですけど・・・)。

・真剣に修正作業するとさすがに疲れる。例によって,空の落語を拝聴。4月になるとプログラムも一新。本日は,江戸屋子猫の「ものまね」である。様々な鳥の鳴きまねから,最後は犬の犬種による鳴き方の違いまで。結構,思わず吹き出しそうになって困る。実はお笑いも好きなので,昨今のお笑い芸人ブームにけちをつけるつもりはないが,本物の“芸人”とはこういうものかと改めて感心。決して派手ではないが,ずっと聞いていると心がすっと気持ちよくなるというか,“得したね!”って気になるのである。単にものまねにとどまらず,一つの物語にしているところはさすが!3代にわたって「ものまね」でやってきただけのことはあるのであった。