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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

ブナの花?

2007-04-29 | フィールドから
・今日も上の子はバスケットの試合である。が、当方はブナの開芽調査があるので、付き添いはお休み。妻、下の子に付き合ってもらって、休日ながらブナ開芽調査。だいぶ芽は伸びてきたが、まだ開芽とはいえない状態である。いつもの定点観測の写真はこんな感じ。



・と、ここで、高千穂の1個体(No10)に、妙に丸っこい芽が着いていることに気がつく。最初は単なる個体差か、あるいは虫こぶかと思ったが、剥いてみると花らしき組織が。いわゆる葉の芽とは剥いた感じが全く違う。雌花だろうか・・・。ステージがもう少し進めばはっきりするだろうが、今年は少々開花も見られるかもしれないということで、一つ楽しみが増えそうだ。



・一通り調査終了後、カラマツ林の下層にてノラニンジンを摘む。フィールドハンター(?)O氏の情報はさすがである。山菜自体はそれほど好きではないのだが、こうして摘むのは楽しい。我が家にて、食べきれるくらいの少量を摘んで、収穫の喜びに浸る。



・おっと、また新しい花が咲いている。黄色でこの感じは、ユリ科のキバナアマナであろうか・・・。訪れるたびに新しい花が迎えてくれるようで、全く飽きないところである。