【インドハマユウ・印度浜木綿】ヒガンバナ科
今年のインドハマユウの花、いい状態で咲いているものが少なかったです。
梅雨入りしてからしばらくの間、空梅雨模様だったせいでしょうかね、あきらかに水不足状態で、開花しても花びらの縁が茶色っぽく変色したものばかりでした。
好きな花ですのでね、なんとかいい状態のものはないかと探していたのですが、やっと出会えました。
それも飛びっきり立派な株に!
ねえ、素晴らしいインドハマユウでしょう?
過去に出会ったインドハマユウと比べても、ダントツの美しさです。
こんなに数多くの花茎が立ち上がっているのも、初めての出会いでした。
ユリの花だとばかり思っていた2年前のインドハマユウ、あの記事のなかにアップしてたんですね。
でも今回の画像を見ると、私がユリの花と間違えていたこと、納得していただけませんかね?
茎の部分を見なければ、どこから見てもテッポウユリとそっくりの花ですよね。
インド原産で、葉や株の風情は同じヒガンバナ科のハマユウに似ていることからというのが名前の由来ですが・・・
この説はゆらいでいるようです。
「インド原産」だと限定されている部分なんですけどね。
インドハマユウと呼ばれているこの花ですが、正式には「アフリカハマユウ」だということです。
そのあたりの詳細は、このサイトで述べられていますよ。
要するに最初に間違いがあったということらしいのですが、一旦定着してしまったものを覆すのは、並大抵のことでは無理でしょうね。
インドよりも遠いアフリカに置き換えられる日は、来るんでしょうかね。
今年もこの花を一緒にアップしましょう。
【クリナム・パウエリー】ヒガンバナ科
今年のクリナム・パウエリーは、インドハマユウ以上に悲惨な花姿でした。
マイリビングには2ヶ所の群生地点があるのですが、どちらもまともな花は見られませんでした。
この写真がそれなんですが、アップ画像に耐えられる花は、1個もありませんでした。
以下の写真は、別の場所で撮りました。
木陰のあまり日当りのよくないところに咲いてたものです。
インドハマユウのピンクバージョンでは無いことは、昨年の記事でも書きました。
クリナム種の2種類の花から作られた園芸種だそうです。
詳細については昨年同様、このサイトをご覧になってください。
そう思ってみると、花がほっそりしてますし、何より雄蕊も雌蕊も全然違います。
クリナム・パウエリーのほうが、長いし、曲がってますね。
ちなみに、クリナム・Crinumとは、ギリシャ語のcrinon(ユリ)からつけられたんだそうですよ。
インドハマユウの学名も Crinum latifoliumだそうです。
誤解しないでくださいね。
「ユリ」に拘った内容に見えるかもしれませんが、私がユリと間違えたことを正当化しようとしてる訳じゃないんですよ。
いにしえの人にもユリの花と同じように見えたのかと思うと、つい嬉しくなってきたものですからね。
ついつい言い訳がましい話になっちゃいました。
1輪1輪などまるでユリのように見えますよ。見事な株ですね。
うちの近所にあるインドハマユウ、今年もいい状態を見逃しました。
残念。去年は無残に草刈りと一緒にざっくり、今年は咲き終わって
しまっていました。
そして、やっぱり名前の覚えられないクリナム・パウエリーには
相変わらずお会いしておりません。
でも、去年ざっくり切られて咲くこともできなかったインドハマユウが、
今年は咲けたことが分かっただけでも嬉しかったです。
でも、この記事のおかげで多分大丈夫だと思います。
それまでに出会ったものがひどい状態の花だったからということではなく、ここまでのインドハマユウとの出会いは、初めてのことです。
こんなに立派で美しいものには、初めておめにかかりました。
ほんとですよね、1輪だけみると、ユリの花そのものですよね。
ご近所インドハマユウ、今年の花の状態はどうだったんでしょう?きれいに咲いたんえしょうかね。
バッサリ切られた株でも、ちゃんと今年の花を咲かせたんですか。
そういう逞しさも持ち合わせているんですね。
頼もしい話です。
クリナム・バウエリー、私も憶えられません。
密かにピンクのインドハマユウと呼んでます~~
それで、何の支障もありませんから(笑)。
★noodlesさん
私だって、2年前までユリだと思っていましたから。
そのくらい清楚さなどを含め、雰囲気はユリに似てます。
ひとつづつ、学習していきましょう(笑)。